画像処理AIを利用し、外観不良の有無の自動判定を可能にすることで、場所や環境を問わない検査結果の安定化を目指しています。輸送等に生じていた不必要なコストの削減に加え、検査の自動化・リモート化による人員不足の解消と、コロナ禍でも密を回避した安心稼働を実現します。

エッジAIが設備の異常状態を映像から自動判別し、迅速に通知します。さらに、蓄積したセンサーデータをエッジで解析し、従来は属人的に行われていた予知保全の高度化を目指しています。コロナ禍でニーズが高まるリモート化も実現し、地域課題の解決のみならず、現場への移動工数の削減にも有効です。

エッジAIが入場者の映像から性別や年齢を推定し、統計情報として見える化します。サーモセンサーとの組合せによる体温測定・アラート機能も備え、人件費の削減と安心安全な店舗・イベント運営を実現します。5GやLTE対応で屋外の一時利用でも設置・撤去が容易な点も魅力です。

駅や店舗、街中で人数をカウントし、混雑状況を見える化することで空間の安全性を可視化します。さらに、動線や滞留時間をマップ上にヒートマップ形式で描くことも可能です。アフターコロナ時代の新しい日常に求められる、安心安全な空間づくりに貢献します。

河川やため池の水位をカメラのエッジAIで計測する画像処理AIの開発を進めています。画質調整機能により夜間でも明るい映像で周囲の状況がしっかりと確認できることに加え、氾濫危険水位に近づくとアラートが発報する機能も備え、防災用途への活用が期待されています。

エッジAI処理機能を備えたカメラを崩落が起きやすい現場に設置し、状況を常時監視します。さらに、落石等の異常検出時にはセルラー通信によるアラートを迅速に発報。現場の状況を安全な場所からリモートかつリアルタイムに確認・把握し、迅速な対策を講じることができます。

往来する車やバイクの映像をエッジAIが解析し、交通量のカウントや車種判別を可能にします。また近年社会問題化している高速道路等での逆走や人物の侵入への対策として、異常事態の検知時にアラートを発報し、事故の抑止を図るなど、安心安全な交通インフラの実現に貢献します。

危険な場所での作業遂行のため、無人の重機・建機の操縦席に装備したカメラの映像をリアルタイム・低遅延で遠隔地の制御室に配信し、操作に必要な視界を提供します。振動や音、位置情報などのセンサーデータも合わせて伝送し、リモートでも臨場感あふれる操縦体験を実現します。

スマートフォン開発で培った5G等の無線通信、カメラ、防水防塵等の堅牢性、⻑期安定稼働を実現する放熱技術や省電力技術と、クラウドAIに比べて低遅延・低コストを実現するエッジAI技術を融合。市場のさらなる発展に則して進化を続けるソリューションの実現に必要なデバイスを提供していきます。

5G製品の開発で培った様々な経験とノウハウ、保有する5Gの試験装置、測定設備や
技術特許を最大限に活用し、5G時代に向けた実証実験や技術試作、製品開発など
お客様の新しいビジネスの実現に貢献します。