スマホで詐欺・迷惑電話対策ができるarrows機能を紹介!シニアにも◎

詐欺・迷惑電話対策 スマホで詐欺・迷惑電話対策ができるarrows機能を紹介!シニアにも◎

arrowsは通話の録音など、迷惑電話対策機能が充実したシリーズです。
警視庁犯罪抑止対策本部からの助言を参考に開発した経緯もあり、arrows We、arrows Be4 F-41Aなど一部のモデルは、優良防犯電話の推奨も取得しました。

小さなお子さんや高齢の方が安心して使えるスマホをお探しであれば、ぜひ選択肢のひとつにお考えください。

この記事では、arrowsに搭載されている詐欺・迷惑電話対策機能を詳しく解説します。

電話でだます詐欺被害を対策するには?

今や生活の必需品であるスマホ。しかし、シニアの方にとってはトラブルの原因にもなり得ます。

たとえば、親族や警察官、弁護士などを装って電話をかけ、金銭をだまし取るオレオレ詐欺はその代表例でしょう。

そのほか、税金還付に必要な手続きがあると言ってATMを操作させ、不当な送金を仕向ける還付金詐欺も、シニア層を狙った詐欺のひとつです。

詐欺・迷惑電話対策 電話でだます詐欺被害を対策するには?

特に、遠方にご両親や祖父母が住まれていると、ご家族がこうした被害に遭わないか心配になることも多いでしょう。このような事態を未然に防げるよう、arrowsには迷惑電話や還付金詐欺への対策機能が搭載されています。

ここからは、具体的な機能内容についてご紹介します。

迷惑電話の対策機能

arrowsに搭載されている迷惑電話対策機能は、電話帳に未登録の電話番号から着信があったときに、発信者側(相手)へのけん制を行う音声と通話メモを自動で行える機能です。

詐欺・迷惑電話対策 迷惑電話の対策機能

機能が動作中は画面に「迷惑電話対策中」と表示が出て、受電側(自分)にも注意を喚起できます。

詐欺・迷惑電話対策 迷惑電話の対策機能
左:着信中画面 右:通話中画面

オレオレ詐欺の手口とは?

迷惑電話対策機能がどのように有効であるか? それを解説するために、まずはオレオレ詐欺の具体的な手口を見ていきましょう。

詐欺を行う人物は、はじめに息子や孫などの家族を名乗り電話をかけてきます。
そこで「事故に遭った」などの噓をつき、お金を要求するのが基本の流れです。
そしてこの後は、警察や弁護士、上司などを装った別の人物が電話に出てきて、話の信憑性を高めようとしてきます。
最終的には、口座への振り込みを指示されたり、受け子と呼ばれる犯人一味のひとりがお金を受け取りに来たりして、金品をだまし取られてしまいます。

上記のとおり、被害者と犯人の接点になるのは電話です。できれば最初の着信の時点で、もしくは送金の連絡時などに詐欺であると気がつければ、被害を避けられるかもしれません。

arrowsスマホに搭載されている迷惑電話対策機能は、こうしたシチュエーションを想定した防犯機能となっています。

出典: 警察庁 特殊詐欺対策ページ「オレオレ詐欺」

発信者へのけん制で詐欺を撃退

迷惑電話対策機能を使うと、知らない人(電話著未登録)からの着信に対して、発信者側(相手)へけん制する音声を自動で流せます。

具体的には、発信者に対して「この通話は録音されています」と通話録音を行う旨などがアナウンスされます。オレオレ詐欺を働こうとする人物が「この電話の相手は詐欺対策をしている」と感じれば、それだけで大きな抑止につながるでしょう。

もちろん、アナウンスだけでなく通話内容は自動で録音されています。

詐欺・迷惑電話対策 発信者へのけん制で詐欺を撃退
通話を終了すると、「迷惑電話対策機能により、今の通話内容が録音されている」と表示が出る

録音した音声は、迷惑メモリストから、いつでも聞き返せます。

詐欺・迷惑電話対策 発信者へのけん制で詐欺を撃退

また、着信中と通話中に、「迷惑電話対策中」と表示されるのも重要です。

被害に遭われる方の多くは、通話の相手が家族であると思い込んでいる状態です。

しかし、画面に「迷惑電話」という文字があることで、「冷静に考えてみると電話番号が違う=オレオレ詐欺の可能性がある」という気付きになりえます。

還付金詐欺の対策機能

還付金詐欺対策機能は、通話中の音声を解析し、詐欺リスクが高いと判断された場合に作動します。通話中の会話が録音されるほか、発信者側(相手)へけん制のメッセージが送られ、受電側(自分)には注意を促す通知とメッセージが画面に表示されます。

詐欺・迷惑電話対策 還付金詐欺の対策機能

還付金詐欺の手口とは?

まずは還付金詐欺がどのような流れで行われるのかを見てみましょう。
犯人ははじめに、自治体や税務署、年金事務所等の職員を名乗り、電話をかけてきます。実際に公的機関から連絡が来る可能性は誰にでもあるため、真実味が高いということです。

電話の内容は、「年金の一部未払い分を還付する」や「医療費の過払い金を返金する」といったものがあります。つまり、被害者としては、「オレオレ詐欺のように自分がお金を払うわけではない、むしろもらえる」という心理状況になり得ます。

最終的には、還付手続きのためにATMの操作が必要などの指示を出し、お金をだまし取ります。

詐欺・迷惑電話対策 還付金詐欺の手口とは?

このように、還付金詐欺に遭わないためには、手口を知っておくのはもちろん、相手へ抑止ができると防犯につながります。

出典: 警察庁 特殊詐欺対策ページ「還付金詐欺」

着信でも発信でも音声から詐欺の可能性を検知

arrowsに搭載されている還付金詐欺対策機能は、会話の音声を解析し、問題が検出された場合には通話中の両者に対して、それぞれ警告が発せられます。

還付金詐欺を行う発信者側(相手)に対しては、「迷惑電話防止のために録音がされる」といった旨のアナウンスが流れます。録音は犯人への大きなけん制となるため、抑止効果も期待できるでしょう。また、録音されるため、後から会話を聞き直すこともできます。

受電側(自分)にも通知音と画面での警告がなされます。通話中、もしくは電話を切った後で画面を確認すると、重要なお知らせとして還付金詐欺に関する警告が表示されていることに気付きます。

金融機関等に足を運ぶ前に、こうした警告文で詐欺の可能性を疑えれば、行動にも慎重になれるでしょう。

自動検知機能は邪魔にならない?

「普通の電話で機能が誤作動するのでは?」といった心配はご無用です。

還付金詐欺対策機能は音声認識技術を活用し、通話音声を解析して、詐欺の可能性を判断しています。あくまで詐欺リスクが高いと判断した場合のみ警告がなされるため、単に「ATM」や「振り込み」というキーワードが出ただけで作動はしません。

arrows機能を使いこなしてスマホ利用を安心に

警視庁によると、オレオレ詐欺や還付金詐欺などを含む特殊詐欺の件数は、令和になる前から減少傾向にあります。しかし、被害額は依然とし200億円以上の規模※であり、決して油断はできません。

「まさか自分が」と思うことから、被害ははじまります。

arrowsであれば、通知等によって気付きを与え、詐欺被害からの自衛につながります。また、犯人側へのけん制も非常に効果的です。迷惑電話や詐欺等を心配されている方は、ぜひarrowsシリーズの機能をご活用ください。

※出典: 警視庁「令和2年における特殊詐欺の認知・検挙状況等について(確定値版)」