arrows @ MAGAZINE春の増刊号
2018.04.26 Thu
【arrows @ MAGAZINE 春の増刊号】
今度の女子会は、グランピングで“大変じゃないアウトドア”
arrows@をご覧の皆様、「K山」(インスタ女子)と「S木」(趣味はカフェ巡り)です。
今回、私たちは、2015年10月にオープンした日本初のグランピングリゾート「星のや富士」(山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408)にやってきました。
星のや富士は、富士山の麓にある河口湖を見下ろせる丘陵地に位置しています。都会の喧騒から離れ、大自然の中で快適に本能的な心地良さを満喫できる場所として話題なんだそう。
さて、河口湖駅から車で約20分。私たちがまず向かったのは、シックな外観が特徴のレセプション(受付)です。
ここでは、到着の手続きをしたり、バッグの貸し出しを行ったりしています。
バッグの中には、エリアマップ、双眼鏡、ヘッドライトなどリゾート内の散策に重宝するグッズが!
持ち帰り可能なオリジナルの水筒やビスコッティも入っていました。
手続きを終え、K山とS木は好みのバッグを選んで、さっそくJEEPに乗り込みました。どうやらレセプションからリゾート内へは、スタッフさんの運転で移動できるようです。
K山・S木(心の声)「山道って、歩きも運転も疲れるから快適……!」
ワイルドにそびえ立つ森林に囲まれたリゾート内。清涼な空気に包まれ、K山とS木はすでに心地良い気分に。
ここでは、キャンプに関する道具も知識も不要。快適で贅沢なアウトドア体験が、さあ始まります!
自然と調和したスタイリッシュなキャビン
ここは、K山とS木が宿泊するキャビン(客室)。
打ちっ放しのコンクリートは洗練されたモダンなデザインですが、森の中に溶け込むようになじんでいます。
室内は、ベッド、ソファ、トイレ、浴室が揃っているので、快適性は抜群!
開放感のある広い窓からは、やわらかな光がさしこみます。
驚くべきは、レイクビューを堪能できるテラスリビング!
ふっかふかのソファは、足を伸ばせるラージサイズ。ゆったりとくつろぎながら、自然風景を一望できます。
さて、リフレッシュしたところで、さっそくリゾート内を散策してみましょう!
遊び心あふれるクラウドテラス
ここは、リゾート内のメインエリアと呼ばれるクラウドテラス。森の中を自由に動き回ったり、あらゆる場所にチェアやハンモックが設置されているので、腰をかけてのんびり過ごしたりすることもできます。
読書を楽しめるライブラリーカフェには、コーヒーやハーブティー、ガラスサーバーなどが揃っていて、ほっと一息つきたいときにうれしい!(カフェスペースにテンションが上がるS木)
S木「わぁ~、マシュマロもみっけ!」
ライブラリーカフェの横には、マシュマロやチョコレートが並ぶテーブルがあり……。
こうやって焚き火で、「焼マシュマロ」も楽しめるんです。一度、やってみたかったんだー!
他にも、15時から始まる「森のひととき」では、クッキー、スコーン、バゲットなども用意(季節によって内容変更あり)。色とりどりのフルーツジャムもあって華やかです。
こんなに種類豊富だと、こうやって盛り付けをして、思わずSNSにアップしたくなります(上記写真:K山作)。
アフターヌーンティーを堪能しているうちに、すっかり日も落ちてきました。あっという間に、ディナータイムです!(おやつは別腹……)
春山の恵みをヘルシーに味わうジビエ(狩猟肉)ディナーを初体験
木々に囲まれた屋外ダイニング「フォレストキッチン」でいただくコースディナーは、ダッチオーブンなどの器材を使って、スタッフの手ほどきを受けながら、火入れや盛り付けなどの一部体験することができます。
星のや富士の看板食材だという、狩猟で獲った鹿肉と猪肉「ジビエ」を季節折々の野菜とともに満喫していきたいと思います!
ただ、実はK山とS木、ジビエ料理は初!
ジビエは野性的な獣臭がして、ちょっと苦手……という人は少なくないと聞きますが、大丈夫かな~?
さっそく、いただいてみましょう!
まず、いただいたのは、「鹿のトリッパと鹿レバーのペースト」。鹿レバーのこってり感とトマトソースの酸味がマッチ!
「岩魚の瞬間スモークと春の恵みサラダ」は、岩魚は香り高く、ぷりっとした食感です。春野菜のシャキシャキ感が小気味良いアクセント。
猪ベーコンの旨みがぎゅっとしみこんだ春キャベツのスープ「猪ベーコンと春野菜のスープ」で、体はポカポカと温まりました。
「猪肉とそら豆のリゾット」のお米は、パスタのようにアルデンテな噛みごたえ。さっぱりとしたスープの後にいただくからか、チーズの濃厚な味わいが際立ちます。
さあ、お待ちかねのメインディシュは、「鹿肉と春野菜のロースト」。
たけのこ、芽キャベツといった春野菜に合わせるは、むっちりとした鹿肉。蕨(わらび)のソースがかかっているのもあってか、鹿肉はさっぱりとした味わいでした。
ジビエ料理を食べてみて感じたことは、
「全然、臭くない!!!」
ということ。腕のある猟師さんが迅速かつ適切な技術で処理しているため、イヤな臭みのないジビエを楽しめるんだそう。
お楽しみは、まだ残っていますよ~。コースを締めくくるのは、2種類のスイーツ 「旬のフルーツキャラメリゼを添えたプディング」と「よもぎのパウンドケーキ」。
こちらはラム酒の香りに包まれ、甘酸っぱく、ほろ苦い大人な味わい。
淹れたてのコーヒーも飲んで、優雅な気分になりました。
自然の中で味わう、季節の味覚。心もお腹も満たされる、なんとも贅沢なディナータイムでした。
温かな光とともに酔いしれる夜
夜は、クラウドテラスでは、焚き火BARを開店しています。
ウイスキーやワインを飲んだり、季節によっては演奏会などの催し物を楽しんだりすることができます。
S木「星空の下で過ごすって、なんかロマンチック!」
K山「お酒が一段とおいしく感じるよね」
しっぽりとお酒を飲み交わしながら、美しくゆらめく炎を眺めるK山とS木。普段はなかなか味わうことのない、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
夜はさらに更けます。K山とS木は、そろそろキャビンに戻ることに。
ほろ酔い気分でテンションが上がったのか、arrows NXのスピーカーを使って、音楽を流してみました(オーディオについてはこちら)
心地良い音楽を聴いていたら、なんだか眠くなってきました。明日は、どんなお楽しみが待っているのかな~(Zzz……)
まるでピクニック気分!? 朝食は「モーニングBOX」で
爽やかな陽の光がさしこみ、気持ちの良い朝を迎えたK山はS木は、テラスリビングで朝食をいただきます。
釣り具を入れるタックルボックスをイメージした「モーニングBOX」。
中には、「野菜オムレツ」、「キノコのクリームスープ」、「ケフィアヨーグルト」、「根菜サラダ」が入っていました。他にも、「ダッチオープンで焼いたパン」、「ソーセージとロースト野菜」も。
SNS女子のK山は、絶好のシャッターチャンスを逃しません!
「やっぱり、カラフルだと写真が映えるね~」とK山。arrows NXを使い、あらゆる角度から料理を撮影(数分経過……)
しばらくその様子を眺めていたS木ですが、待ちきれず、「……ねえ、はやく食べよう」と一言。やっと、朝食にありつきました。朝食で元気がみなぎったところで、最後にアクティビティに挑戦してみることに。
湖上カヌーで締めくくる女子会
K山とS木が体験しにきたのは、女性にも人気のアクティビティだという「湖上の早朝カヌー」。2日目はあいにくの雨でしたが、小雨程度なら体験できるんだそう(ほっと一安心)
K山・S木「カヌーなんて何年振りだろう……」
ほぼ初心者のK山とS木でしたが、スタッフさんに手取り足取り指導していただき、いざカヌーへ。
はじめは怖気づいていましたが、案外スイスイと漕ぐことができたので、だんだん楽しくなってきました。
S木「あっちの山まで漕いでみようよ~」
K山「そうだね!」
と声を掛け合い、湖上ではゆったりと時間が流れていきました。楽しい時間はあっという間。名残り惜しくも、帰りの時間が迫ってきました。
K山「そろそろ向こう岸に戻ろうか~」
S木「あ、ちょっと待って!」
湖上からの富士山を写真におさめるため、途端にarrows NXを取り出したS木。
防水機能のついたarrowsなら、雨の中での撮影もばっちりでした!(防水機能についてはこちら)
最後の最後に、S木にもK山の写真癖がのりうつった女子会となりました(END)
今回、1泊2日という短い時間でしたが、フレッシュなジビエ料理を食べたり、焚き火を囲んでお酒を飲んだりなど、優雅な時間を満喫できたグランピング女子会。
今度の女子会はどこにしようと迷ってる方々、ぜひここで過ごしてみては?
※今回、取材&撮影にご協力いただいた、星のや富士のスタッフの方々、誠にありがとうございました。
◎取材&撮影協力
星のや富士
- 住所
- 山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408
- 電話
- 0570-073-066(星のや総合予約)
- チェックイン
- 15:00
- チェックアウト
- 12:00
- 料金
- 1室1泊45,000円~(食事別・税・サービス料10%込)
↓記事内で紹介したディナーの詳細はこちら
「春の狩猟肉ディナー」
- 期間
- 2018年3月16日~6月30日
- 時間
- 18:00、19:30
- 定員
- 6組18名様 1名より提供可
- 対象
- 満13歳以上の宿泊者
- 料金
- 1名15,000円(税・別途サービス料10%)
- 予約方法
- 公式HPよりWEB予約 ※ 仕入れ状況により、食材やメニューは変更になる場合があります。