arrows MAGAZINE

こんにちは。「ねんざブログ」の、ねんざBです。

さっそくガンガン使い倒している「arrows 5G(F-51A)」ですが、起動が早い、動作もサクサク快適、写真もキレイに撮れる、画面も見やすい、とかなり満足度が高い！

ですが、実はあまり好みでない点もありまして。

それはロック解除などに使う生体認証、指紋センサーがディスプレイ埋込み型になった点です。

「なにそれかっこいい！」という気持ちもありますが、ちょっとここは個人的に不満を感じているところです。

arrows 5Gの指紋センサーは、画面内の中央から少し下、指紋マークの位置にあります。

このマークに登録した指をあてるとロックが解除されます。

指紋認証、ということで気になるのはそもそもの精度ですが、しばらく使ってみた限りは、失敗することもほとんどなく精度には問題を感じていません。ここは◯。

ただ、ディスプレイ内蔵型のセンサーだけにノールックでロック解除、というのがほぼできなくなったんですよね。

画面全体がセンサーになっているわけではないので、ちゃんと指紋マークの上に指を乗せなければなりません。

しかも、でっぱりや凹みがあるわけでもないので、かならず目視でセンサーの位置を確認しなくちゃいけないんです。これがちょっと面倒。まあ、これはarrows 5Gに限った話ではなく、他メーカーの端末も同様ではあるのですが。

以前のarrowsシリーズの指紋認証だと、背面のセンサーに指を乗せる、電源キーに指を乗せる、というのは画面を見なくてもセンサーに指を当てることができたので、ポケットから取り出す際にもいきなりロック解除できていました。

また、厚めの画面保護フイルムを貼ると認証されづらくなるという話も聞くので、ここも慎重に選ぶ必要がありそうです。(ぼく自身は貼っていないので未確認です。)

そんなことか、と思われるかもしれませんが、ぼくはけっこうこの点が気になっちゃう派です。

画面内の指紋センサーに指を置くのが面倒なら、Androidの「Smart Lock」機能で「顔認証」を使えばよいのでは？

とも思ったのですが、arrows 5Gに搭載されているAndroid 10では「顔認証」が廃止されてしまったため、それもできないんですね。残念。

以前の機種にあった「虹彩認証」があればよかったかもしれませんが、同時にあれこれ搭載するのもなかなか難しいですよね。うーむ。

なんかいい方法ないかなあ、と思って考えた結果、たどり着いたのは「Smart Lock」の「信頼できるデバイス」の登録です。

これは、Bluetoothで接続しているデバイスを登録しておいて、それが接続されている間はロックが解除された状態になる、という機能です。

ぼくは、Xiaomiの「Mi Band4」というスマートバンドを使っているので、それを「Smart Lock」に設定しました。

スマホと接続できる距離にある場合はロックがかからないのでセキュリティ面では少し劣りますが、ロック解除の手間とのトレードオフですね。

しかしこの運用では、arrows 5Gに搭載された「FASTフィンガーランチャー」が使えないのでは？とも思ったのですが、指紋マークの上に指を置くとちゃんと指定したアプリが起動したので、こちらは問題なかったです。

以上、arrows 5Gのディスプレイ指紋認証についての感想でした。

他メーカーの端末にもディスプレイ指紋認証搭載のものは多く、トレンドっぽさもありますが、より使いやすいものになっていってほしいですね。

それでは、また！