arrows MAGAZINE
2020.09.18 Fri
arrowsマニア情報局 第224回
arrowsが壊れた! どうしたらいい?(前編)
arrows lifeをご覧の皆様、「せう」です。ようやく秋らしい陽気の日が出てきましたね。在宅勤務が増えると光熱費もかさみますが、こういう天気なら節約もはかどりますね()
何壊れているんだよおおおおお
さて、3回前のarrowsマニア情報局でしれっと触れましたが、発売日に購入した「arrows 5G F-51A」が購入から約2週間で故障の憂き目に遭いました……。上の画像からも分かる通り、本体内のチップなどの温度を計測するセンサーが壊れてしまったようで、フルパフォーマンスが発揮できない状況に陥った次第です。
記憶の許す限り、この約20年間では携帯電話の故障はおおむね2~3年に1回遭遇しています。しかし、2020年はF-51Aを含めて既に2台の携帯電話が故障しました……。僕、呪われているんですかね……?
というのはさておき、arrowsが故障してしまった場合、一体どうすればいいんでしょうか。2回に分けて対応策を紹介します。
まずはバックアップを取ろう!
とにもかくにも端末データをバックアップ!
まず、修理をするのか端末交換をするのかを判断する前に、arrowsが動いているなら、動いているうちにデータの退避(バックアップ)をしてしまうことをおすすめします。いくつかバックアップを取る方法を紹介します。
1. Android標準のバックアップ機能
とにもかくにも端末データをバックアップ!
F-51Aを含め、最近のAndroidスマートフォンではOSの標準機能で「Googleドライブ」にある程度のデータをバックアップできます。arrowsの場合は端末設定から「システム」→「バックアップ」と進むと、設定画面を開けます。
- →Android デバイスのデータをバックアップ、復元する(Google)
OS標準のバックアップでは、主に以下のデータを保存できます。
- アプリ(一部のプリインストールアプリを除く)
- アプリの設定データ(※1)
- SMSのメッセージ
- 電話の発着信履歴
- 端末設定の一部(※2)
- 壁紙設定
(※1)保存されるデータはアプリによって異なります
(※2)Wi-Fiアクセスポイントへの接続情報、ディスプレイ設定、言語設定など
めったにあることではありませんが、arrowsの「突然死」に備えたいなら、定期的に自動バックアップを行う設定にしておくことをおすすめします。ただし、タイミング次第では自動バックアップデータが古い可能性もあります。修理または交換に出す直前に「今すぐバックアップ」をタップして、最新データにしておくと良いでしょう。
microSDがあるなら、写真や動画の保存先をそこにすれば「二重のバックアップ」に
なお、写真や動画のデータは「Googleフォト」で保存できます。本体にmicroSDカードを入れてある場合は、カメラアプリでの撮影データの保存先を「SDカード」にすれば、本体ストレージからバックアップする手間が省けます。
2. アプリ個別のバックアップ機能
LINEの「トーク」は別途バックアップが必要です
先述の通り、Android標準のバックアップ機能ではアプリによってバックアップが取れる範囲が異なります。データのバックアップを全て取れるアプリもあれば、全く取れないアプリもあります。
「LINE」はその典型例です。LINEの「トーク」を保存したい場合は、LINEアプリのホーム画面から設定を開いて「トーク」→「トーク履歴のバックアップ・復元」→「Googleドライブにバックアップする」を選んでバックアップしてください。初回バックアップ時は、バックアップ先のGoogleアカウントを聞かれる場合がありますので、適切なアカウントを選んでください。現行バージョンでは自動バックアップも有効にできます。
- →トーク履歴のバックアップ方法(https://guide.line.me/ja/signup-and-migration/talk-backup.html)
おサイフケータイのデータバックアップも忘れずに!
その他のアプリも、個別にバックアップを取らないといけないことがあります。
おサイフケータイで使っている決済サービスは、原則としてサービスごとにデータをサーバーに預けないといけない場合が多いため、手順は必ず確認しましょう。
- →iD(https://id-credit.com/support/change/index.html)
- →QUICPay(https://www.quicpay.jp/support/mobilechange.html)
- →モバイルSuica(https://www.jreast.co.jp/mobilesuica/procedure/chg_model.html)
- →楽天Edy(https://edy.rakuten.co.jp/howto/osaifukeitai/exchange/)
あと、NTTドコモの「ドコモメール」を使っている場合、基本的にはメールはクラウド(サーバー)に保存されているのですが、一部のメール(メッセージRなど)はクラウドに保存されません。microSDカードに保存してください。
- →ドコモメールアプリのデータ移行(保存・取り込み)(https://www.nttdocomo.co.jp/service/docomo_mail/appli/transfer_data/)
3. microSDカードへのバックアップ
写真や動画、音楽はこれが確実かも
本体にmicroSDカードを入れてある場合は、本体内のmicroSDカードにデータを移してしまうという手もあります。ただし、アプリ本体のデータは直接移せません。写真や動画、音楽などをバックアップするための手段と割り切るといいでしょう。
とりあえず、これで基本のバックアップはできるはずです。次回は、実際に修理に出す方法を確認していきましょう。