arrows MAGAZINE

2021.03.12 Fri

arrowsマニア情報局 第248回

ドコモのarrowsは4機種対応予定! 「Android 11」の新機能を紹介(その2)

arrows lifeをご覧の皆様、「せう」です。もう桜が咲いている場所がありますね。暖かい日もありましたからね……。


arrowsも早くAndroid 11を……

前回に引き続き、ドコモ向けのarrowsでは4機種が対応する予定の「Android 11」の新機能を紹介していきます。

【注意!】
この記事で紹介するAndroid 11の新機能は、メーカーまたは端末(機種)によっては実装されない場合があります。あらかじめご了承ください。

スクリーンレコード(実は実装済みだったんですが……)


パソコンやアプリを用意しなくても画面の「録画」ができます

あまり知られていないかもしれませんが、Androidではバージョン4.4以降で「スクリーンレコード(画面録画)」に対応しています。画面操作の様子を動画(MP4形式)として保存できる……のですが、今までは開発者ツールをインストールしたパソコンとUSB接続をして端末にコマンドを送るか、録画コントロール用のアプリを別途インストールしないと録画できませんでした。一部のメーカーでは独自のコントロールアプリを作って対応している場合もありました(arrowsだと「arrows NX9 F-52A」の「ゲームゾーン」がそれです)。

Android 11では、OS側が標準でスクリーンレコード用のコントローラーを用意しています。そのため、パソコンをつないだり別途アプリを用意したりすることなく、スクリーンレコードを利用できるようになりました。最近は画面録画をするニーズが高まっているという話も聞くので、それに対応したものと思われます。

ただし、スクリーンショット(静止画)と同様に、著作権保護機能が有効なアプリやコンテンツではスクリーンレコードを利用できません。また、企業が支給している端末の場合、スクリーンレコードが企業のポリシー設定によって無効化されていることもあります

スクリーンショットの機能拡充


すぐに共有や編集できます

Android 11ではスクリーンショット機能も拡充しています。スクリーンショットの撮影後、画面の左下にサムネイルと「共有」「編集」ボタンが表示されるようになりました。編集ボタンをタップすれば、トリミングなど編集作業をそのまま行えます。無加工で保存したい場合は、何も押さずに数秒待てばOKです。

従来はスクリーンショットを撮影した後に出てくる通知を表示してタップしなければなりませんでしたが、編集したいという人は手間が省けることになります。

電源オプションの仕様変更


全画面展開になっただけではないです

Android 11では、電源ボタンを長押しすると出てくる「電源オプション」のUI(ユーザーインターフェイス)が変わっています。上の画像にある通り、全画面展開されるようになり、電源オプションが画面上部に表示されるようになりました。

また、Google Homeに対応する機器がある場合、それをコントロールできるようになりました。さらに、Google Payの「パス」が設定されている場合、それを表示する機能も追加されています。見た目的に一番大きな変化があったのは、まさしくここです。

主な新機能や機能改善はこんな所です。早くarrowsにAndroid 11が来てほしいです……(チラチラ