arrows MAGAZINE

2021.07.09 Fri

arrowsマニア情報局 第265回

あなたのarrowsのバッテリー、元気ですか? まずは「バッテリー容量」をチェックしよう!

皆さん、こんにちは。「ヤマト」であります。前回も言った通り、健康のために意識的に歩く機会を増やしています。しかし、ここ数日雨が続いていて、ちょっと歩きづらいんですよね……。早く梅雨が明けてほしいものです。猛暑という別の問題が発生するのは、また別の話ということで……。


バッテリー、元気ですか?

最近は、1台のスマートフォンを長期間に渡り使う人が増えているそうです。長く同じスマートフォンを使うとなると、気になるのがバッテリー(充電池)の健康です。

バッテリーの寿命の目安は「定格容量の80%」


目安は定格容量の80%です

大前提として、バッテリーには寿命があります。充電と放電を繰り返すと、少しずつではありますが充電できる容量は減少していきます。

今どきのスマートフォンは、ノートパソコンと同じ「リチウムイオンバッテリー」または「リチウムポリマーバッテリー」を使っています。両者は使っている電解質に違いがあること以外は基本的な仕組みは同一で、継ぎ足し充電しても劣化しづらいというメリットがあります。ただし、充電と放電を繰り返すと劣化していくことは他のバッテリーと同様です。

リチウムイオン/リチウムポリマーバッテリーの寿命は、基本的に「サイクルカウント」で管理されます。サイクルカウントは、定格容量(スペック上の満充電容量)の充電と放電を1回行うと「1サイクル」と算定されます。なので、ちょくちょく充電と放電を繰り返す使い方でも、満タンと空っぽを繰り返す使い方でも、定格容量の充放電を1回行った時点で「1サイクル」となります。

ただ、サイクルカウントは寿命を計測する指標の1つで、実際のバッテリーの使われ方までは考慮していない面もあります。そのこともあってか、スマートフォンやタブレットでは、定格容量に対する満充電容量でバッテリーの寿命を判定するものが多いです。この場合、満充電容量の70~80%を切ると「バッテリーが劣化している」と判定されることが一般的です。

バッテリー容量はどうやってチェックする?


「電池の性能」で確認しましょう

arrowsスマートフォンの電池の寿命は、端末設定の「電池の性能」から調べられます。遷移はプリインストールしているOSのバージョンによって異なります。

【Android 9以降をプリインストールしているモデル】
端末設定→電池→電池の性能

【Android 8.1までのをプリインストールしているモデル】
端末設定→システム→端末情報→電池の性能

ここで「良好です」(80%以上)と表示されている場合は、バッテリーの状態は問題ありません。そうでない場合は、バッテリーの交換を検討しましょう。

次回は、バッテリーの交換方法と、少しでもバッテリーの寿命を向上するための方法を紹介します。お楽しみに!