arrows MAGAZINE

スマホ写真講座arrows@支部 第136回

1年前は何をしていた?記憶の補完もフォトにおまかせ!

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こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりお です。

arrowsで撮ることに注力したこの連載。今回は頼りになる「フォト」アプリの「思い出」機能についてです。

1年前、2年前…昔のことを思い出そう

毎度おなじみの「フォト」アプリは、写真の編集から管理、バックアップまで全般を行ってくれる優秀なアプリですが、実は、記憶の補完までやってくれるという、人間の限界を拡張してくれるような機能がついています。

その機能とは「思い出」と呼ばれるもので、フォトアプリを立ち上げると上部に表示される「1年前」「2年前」「○○の記憶」みたいな表示がされる機能です。こちら、「フォト」アプリに登録された過去の写真の日付やその内容に応じて、アプリ側が自動的にまとめ、お知らせしてくれるようなもの。例えば子育てなんかをしていると、数年前の出来事を眺めるだけで話題が弾んだりするもので、何気ない機能ではありますが、意外に良い働きをしてくれます。

とはいえ、場合によっては思い出したくない内容もあるとは思いますので、この表示についてはある程度のカスタマイズができるようになっています。以下では、そのカスタマイズについてご紹介をしますね。

まずはいつもの【設定】を開き、「思い出」という項目をタップします。

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すると以下のような画面が表示されます。ここで思い出機能の細かい部分をカスタマイズすることが可能です。

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まずは「人物とペットを表示しない」をタップ。こちらメニュー名がちょっと良くなくて、実際にはフォトアプリが認識している顔などから、思い出に表示させたくないもの(非表示)を選ぶことができる機能です。タップした中には無数の顔があると思いますので、表示させたくない顔を選んでください。暗くなった写真に写る顔は今後表示されなくなりますので、定期的にチェックしておくと良いですね。

続いて「非表示の期間を設定」をタップしてください。こちらでは、思い出に表示させたくない期間を設定できます。例えばですが仕事で出張した期間や不幸にまつわるイベントごとに参加した期間などを設定しておくと良さそうです。

「詳細設定」では、思い出に表示するクリエイティブの種類を選択できます。基本的には全てONにしておいて、使っていく中で「これは好きじゃ無いな」というものが出た時点でOFFにすることをオススメします。

最後に「思い出の表示」ですが、こちらでは表示される思い出の種類が設定できます。先のクリエイティブとの違いですが、あちらは生成されたコンテンツそのもの、こちらでは「思い出」そのもののジャンルを決めることができます。