arrows MAGAZINE
趣味のarrows
2016.08.31 Wed
趣味のarrows 第13回
「arrows SV F-03H」 より完成度の増したカメラを試す!風景写真のポイントをマスターしよう
こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。
趣味のarrows第13回では、F-03Hのカメラが活躍する機会の多い「風景写真」のポイントをおさえていきましょう。
ポイントは「水平/垂直」と「奥行き」
風景写真の基本として押さえて起きたいポイントは2つ。
まず1つは「水平」です。例えば水平線、地平線、家具の棚、車の屋根、建物の窓など、基本的に「これは水平だ」と認識するものを、斜めに写すと違和感が生じます。ですので、こういったものはきちんと水平をとって撮影する必要があります。
とはいえ、後から見返すと意外なほどに水平をとれていないのが、スマホ写真の難しいところ。本体もレンズも小さいので、ちょっとした傾きが大きな影響を与えてしまうのですね。
これを防ぐには、以前にも紹介したことのあるF-03Hの機能「グリッド表示」を行うのがいいでしょう。
設定からONにしましょう。
このグリッド表示をすると、写真を撮影する際に補助線が現れます。
この線をガイドに撮影すれば、水平な写真をグッと撮りやすくなります。
なお、これはビルなどの場合「垂直」に置き換えてもいいと思います。水平/垂直両方とれると、とても安定した感じを受けるようになりますので、試してみてください。
とはいえ、常に真正面から水平/垂直をとれるような構図ばかりでは面白くありません。そこで同時に取り入れたいのが「奥行き」です。
奥行きを出すには?
この奥行きを出す方法は様々なものがあるのですが、一番簡単なのは、手前と奥を作ることです。
例えばこの写真。
まずは水面を水平にたもつことを心がけつつ、手前の流れと奥の流れを組みあわせることで、奥行きを出しています。
次にこちらの写真。
こちらは、地平線を水平にたもちつつ、手前から奥に向かって一直線に道路が向かうようにしています。そして道路は地平線のところで消えます。
これは「消失点」というもので、もしかしたら美術の時間で習ったかもしれません。この消失点を使うと、奥行きをとても強く感じさせることが可能です。ただし水平や垂直が決まっていないとかっこわるい感じが出やすい構図でもありますので、撮影の際には気をつけてみてください。
ということで、今後カメラを使う際にはぜひこの「水平」と「奥行き」を少しだけでも意識してみてください!もし良さそうな作例が出来たら Twitterの @norio_airoplane までお知らせ下さいね!