arrows MAGAZINE

非公式arrowsマニュアル

2017.07.05 Wed

非公式arrowsマニュアル 第4回

arrows Be F-05J のロックまわりの便利機能「SmartLock」をしっかりと使ってみませんか?

「SmartLock」 信頼できる端末を追加

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

今回は、前回の消灯とロックの話に続きまして、もう少しロックについて深掘りしてみます。今日紹介するロック機能「SmartLock」はとっても便利なんですよ?

安全な場所では自動でロックが解除される「SmartLock」

ロック機能を説明するとき、どうしても頭は「どうやってロックをかけるか」に行ってしまいがちなんですが、実はarrowsにおいては、そこって「どうやってロックを解除する(手間を減らす)か」なんですよね。

その考え方の筆頭がこちら「SmartLock」です。場所は「設定」→「セキュリティ」です。

このSmartLockという機能、端末に表示される言葉をそのまま引用すると
「身につけて安全な間は端末のロックが解除されたままとなります。」
とあります。つまり、ある一定の条件下においては、ロックされない機能と考えてもらってもいいでしょう。どんな時にこの機能が有効なのかといえば、例えば自室にいるときや、デジカメから写真を受信している時など、とにかくロックがかかったら面倒なシチュエーションですね。

この時、ロック解除に使える要素は

  • 持ち運び検知機能
  • 信頼できる場所
  • 信頼できる端末
  • 認識済みの顔
  • 信頼できる音声

の5種類。

以下、それぞれを簡単に説明します。

「持ち運び検出」機能はその名の通り、持ち運ばれているかどうかを判定して、ロックを解除したままにする機能。

ここでのポイントは「一旦ロックを解除してから」というところ。ようは「持っている間ON」のロック版ですね(持っている間ON機能は消灯しないための機能)。この機能を使うイメージとしては、地図を開きっぱなしにしたいといった場合でしょうか。なお、端末を置くとロックされるため、セキュリティ面も万全です。

「信頼できる場所」は、ある決められたGPSポイントではロックを解除するという機能。

たとえば自宅ではロックをかけない、仕事場ではロックをかけないなど、ある程度ざっくりした範囲でロックの自動解除をさせることが可能です。ヘルプの記載によれば、半径最大80m以内で端末のロックが解除されたままになるとか。

これを応用すると、例えばバス停ではロックを解除するだとか、よくランチに行くお店ではロックを解除するだとか、通過するような場所だけど、スマホは必ず開く!というところを設定して一時的なロック解除に使うことも可能です。また、操作をしないで良いため、手が汚れる、手袋をしている、両手がふさがっているなど、操作ができなくなるシチュエーションの場所も指定できますね。単純がゆえに、使い勝手の応用が効く機能です。

さて、SmartLockの中でもなかなかに面白いのがこちら「信頼できる端末」です。これは、事前に決めておいた端末とBluetoothで接続したときに、ロックを解除するという機能。

例えばBluetoothヘッドフォンとつないでいる間だとか、カーナビとBluetooth接続している間などを指定することができるわけです。先の「信頼できる場所」との違いは、信頼できる場所がGPSベース=常に同じ場所でのロック解除だったのに対して、「信頼できる端末」の場合は、端末そのものを固定しても、動かしてもいいところがユニークです。

ただし!Bluetooth機器の電源を入れるだけでロックが解除される恐れがあるため、セキュリティ的にはかなり落ちる気がしますので、利用シーンにはご注意を。

「認証済みの顔」は、簡易的な顔認証を取り入れる機能。どちらかといえば、ロック解除の手軽さを求めるときに利用したい機能ですね。

虹彩などでは無くあくまで顔の形を使った認証なので、実は大きな写真などでも解除できてしまいます。また、注意書きにあるとおり、顔が似ていると(双子なども)解除できてしまいます。その結果、セキュリティ面ではかなり落ちることになりますので、ご注意を。ただし、条件を必要としない身ひとつでできるロック解除としては、手間いらずで便利です。

「信頼できる音声」は「OK Google」と発話することで端末のロックを解除できる機能です。

「任意の画面から起動」と「信頼できる音声」をONにすれば、いつでも「オーケーグーグル」という発話でロックを解除できます。音声でロックが外れるのは、なんとなく近未来な感じがしますね。

ということで、様々なロック解除方法を提供してくれるSmartLockを紹介しました。ぜひこれら機能を活用して、豊かな携帯ロックライフを!