arrows MAGAZINE

非公式arrowsマニュアル

2017.08.02 Wed

非公式arrowsマニュアル 第8回

arrows Be F-05J の「ストレージ」を上手に管理する方法(前編)

F-05Jのストレージを賢く堅実に使ってみたい!

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

今回は、F-05Jのストレージを、より上手に管理していく方法について紹介します!

自分の端末の状況をしっかり確認しよう!

F-05Jで唯一「あともう少し…!」と感じるのが、本体そのもののストレージ容量。仕様上では16GBあるのですが、OSや基本アプリなど、もろもろをさっ引くと、ユーザーに残されたのはやく7〜9GBほど。「あれ、けっこうあるじゃん?」と思いがちですが、最近はファイル/アプリの大容量化が進んできていることもあり、気がつけばいっぱいになってしまった…という人も少なくないかと思います。

まずは自分の端末にどれくらいのストレージ容量が残っているのかを確認しましょう。【設定】→【画面・音・アプリ】→【ストレージ】から確認することが可能です。

さらに、この容量の部分をタップすると、どういったものがどれくらい使っているかの確認をすることができます。

下キャプチャは私の利用しているF-05J(左)と、F-01J(右)でのサンプルです。おおよそ、アプリがほとんどの容量を占めることになりますが、動画などを沢山撮ると、画像や動画もかなり圧迫してくることになりがちですね。

せっかくですので、ストレージ容量が残り少ない場合の対応策もいくつか紹介しておきましょう。今回紹介する対策は大きく分けて4つあり、シンプルな「データの削除」、外部ストレージである「microSDカードの導入」、「クラウドへのデータ移動」、最後に「PCへのデータの移動」です。

まず実施したいのがmicroSDカードの導入です。F-05JではmicroSDXC(UHS-I)規格の最大256GBのものまで利用することができます。方法は簡単で、お店でmicroSDカードを買ってきて、F-05Jの脇のスロットに挿すだけ。ただし、microSDカードはとても小さいのでご注意を。

スマートフォンで扱うデータの中には、このmicroSDカードに移せるものと、そうでないものがあります。例えば写真や動画のデータ。これは移せます。一方で電子書籍などアプリが使うデータ。これはアプリごとにまちまちで、移せるデータもあれば移せないデータもあります。
なお、このmicroSDカードの残ストレージ容量も先ほどと同じ設定から確認できますので、利用をはじめたら時折チェックするようにしましょう。

次に試したいのがクラウドへのデータ移動です。この「クラウド」とは、簡単にいうとインターネット上にある、個々人専用のデータ置き場だと思ってください。F-05Jですと最初から「フォト」というクラウドにデータをアップするためのアプリが存在しています。

この「フォト」はGoogleのアプリで、Googleのアカウントがあれば、ある条件下では無制限に写真をアップすることが可能です。その条件とは「高画質を保ちつつもGoogle側で画像データを圧縮する」というものですが、この1文でピンとこない場合には、特に気にせず使ってOKでしょう。逆にこの1文が気になるようであれば、利用については自己判断していただければ。アプリ中では「アップロードサイズ」の「高画質」設定になります。

なおこの「フォト」の設定には、アップした写真を端末から削除する「端末の空き容量の確保」というボタンがあります。この機能を使うと、アップされた写真が端末から削除され、ストレージが空きます。アップした写真は同アプリでいつでも確認できますが、通信できない場所では表示できませんのでご注意を。

次にデータの削除ですが、こちらは先に紹介したストレージ容量のところで、「アプリ」をタップすると、アプリごとのデータ利用量が出てきます。ここで「データを削除」「キャッシュを削除」のどちらかを実施することで、そのアプリのデータ/キャッシュ(一時的なデータ。不要なことが多い)を削除して容量を空けることができます。ただし「データを削除」はその名の通りデータが消えますので、基本的には「キャッシュを削除」のみ実施するのが良いと思います。

最後にPCへのデータ移動ですが、こちらは少し長くなりますので、次の回で詳しく紹介予定です!