arrows MAGAZINE

非公式arrowsマニュアル

2017.10.18 Wed

非公式arrowsマニュアル 第18回

arrows Be F-05J テザリング豆知識を知っておこう

テザリンクについていまいちど、確認してみよう

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

今回は、F-05Jのテザリングに関する豆知識をまとめておきます。これ、説明書にも書いてあるんですが、そこまで細かく読みませんよね。なおほとんどのarrowsでは共通のことかと思いますので、ご参考までに。

テザリングについていまいちど確認しておこう

テザリングとは、スマートフォンなどのモバイル機器をインターネットのモデムとして使用することにより、USBケーブルやWi-Fi、Bluetooth通信で接続した外部接続機器を、インターネットに接続できるようにする機能です。ざっくりいうと、スマホでスマホ以外の機器がインターネットできるってことですね。

F-05Jの場合、この外部接続機器との接続方法が3種類あって、それぞれUSBケーブル接続、Wi-Fi接続、Bluetooth接続となっています。

USBテザリングのやり方は、スマホと外部接続機器をUSBケーブルでつなぎ、通知パネルのUSBケーブルに関する通知から、「USBテザリング」を選択するという、少しトリッキーな方法なので、以外と知らない人もいそうです。

次にWi-Fi接続ですが、こちらはとても簡単で、自宅のWi-Fiルーターとの接続とほぼ同じ方法ですが、事前にスマホ側でいくつか設定しておくものがあります。

ひとつはアクセスポイント名の設定で、もうひとつはそのパスワードの設定です。設定は→[設定]→[無線とネットワーク]→[もっと見る]→[テザリング]→[Wi-Fiアクセスポイント]から行えます。この時、アクセスポイント名の付け方としては、たくさんのアクセスポイントが並んだときにもすぐに発見出来るユニークな名前にすることと、冒頭の一文字を0000などにすることです。というもの、ほとんどのPCではWi-Fi接続先がアルファベット順に並ぶから。ドコモのWi-Fiなどの冒頭が「0000」なのもこのためですね。Zなどにしてしまうと、末尾に表示されて探しにくいため、ここではなるべく先頭に表示される名前を選びましょう。パスワードについては初期値でもかまいません。

Wi-Fiテザリングについて1つだけ注意点があるとすれば、この接続があくまで2.4GHz帯で行われるということです。この帯域は、コードレス電話や電子レンジなど、他の電波にとても強く干渉されますので、周囲の環境には注意が必要です。なお最大接続台数は10台です。

最後に紹介するのがBluetooth接続。[設定]→[無線とネットワーク]→[もっと見る]→[テザリング]からBluetoothテザリングを有効にすると利用できます。最大接続台数は4台で、あらかじめスマホと外部機器の間でペアリングをしておく必要があります。

なおこの3つの方式、速度的にはUSB > Wi-Fi > Bluetooth と一般的には言われています。Bluetoothは体感的にも圧倒的に遅いですね。

バッテリー消費についてUSBはスマホに外部機器から給電しながらテザリングすることができるため、スマホ側のバッテリー消費がおさえられます。ただし外部機器のバッテリーは激しく消費されますのでご注意を。BluetoothはWi-Fiに比べても電力消費がおさえられるため、速度が必要無いときはBluetoothでテザリングすることをオススメします。

ということで、テザリングの方法とそれぞれのメリット・デメリットを解説しました。ぜひ快適なテザリングライフを送ってください!