arrows MAGAZINE

非公式arrowsマニュアル

2018.05.30 Wed

非公式arrowsマニュアル 第45回

F-01Kで困った時、マニュアルのFAQがめっちゃ参考になる(その2)

トラブルシューティングをしっかり読むだけでかなりの問題を先に解決できる!?

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

新端末「arrows NX F-01K」を紹介するこの連載、今回はマニュアルの中でも読んでおいて損が無いと思われる項目ナンバーワンである「トラブルシューティング(FAQ)」を紹介します。

続:トラブルシューティングでだいたい解決する

今回も、先週に引き続き「そんな重要なこと書いてあったのか…」と感じること間違いなしな、説明書のトラブルシューティングを紹介します。

めちゃくちゃ重要なセーフモード

まず紹介したいのが、端末が不安定になった時原因を切り分けるための「セーフモード」起動方法です。もちろんこちらもトラブルシューティングに記載があります。

次のどちらかの方法でセーフモードを起動してください。
  • 電源が入っている状態で、携帯電話オプションメニューが表示されるまでPを押し続ける→[電源を切る]/[再起動]をロングタッチ→[OK]
  • 電源を切った状態でPを2秒以上押し、docomoのロゴ表示が消えたらすぐに音量キーの下を押し続ける
セーフモードが起動すると画面左下に「セーフモード」と表示されます。セーフモードを終了させるには、電源を入れ直してください。

(マニュアル P188)

このセーフモードでは、初期状態に近い(例えば勝手に起動するアプリなどが起動しない)状態で起動できるため、アプリに起因する問題かどうかの切り分けができます。もしセーフモードにすると状況が改善する場合は、アプリが原因の問題の可能性が高いことになります。

Bluetoothのハンズフリーが失敗する

Bluetoothのハンズフリーがうまくいかない時には、以下のような原因が考えられます。

相手が電話に出ない、圏外などの状態で複数回発信すると、その番号へ発信できなくなる場合があります。その場合は、本端末の電源を一度切ってから、再度電源を入れ直してください。

(マニュアル P191)

ハンズフリーが何回か失敗すると、電源を入れ直すまで発信がされなくなる、という動作があるようですね。これも知らないと永遠にハンズフリーが成功しないというスパイラルに陥る、知らないと損する情報です。

電波をうまく掴めないときの対処法

スマートフォンも精密な機械ですから、状況によっては想定外の動作をしてしまうことがあります。例えばうまく電波が掴めない状態が続くなんていうのは、体験したことがある人も少なくないのでは。

もちろんこんな時の対処法もトラブルシューティングに載っています。

通話ができない(場所を移動しても電波無しアイコンの表示が消えない、電波の状態は悪くないのに発信または着信ができない)
  • 電源を入れ直すか、ドコモnanoUIMカードを取り付け直してください。
  • 電波の性質により「圏外ではない」「電波状態は電波ありアイコンを表示している」状態でも、発信や着信ができない場合があります。場所を移動してかけ直してください。
  • 着信拒否設定など着信制限を設定していませんか。
  • ネットワークモードの種類(4G/3G/GSM)を変更していませんか。
  • 電波の混み具合により、多くの人が集まる場所では電話やメールが混み合い、つながりにくい場合があります。場所を移動するか、時間をずらしてかけ直してください。

(マニュアル P189)

ちなみにですが、電源を入れ直す前に、一旦機内モードにして解除する、という操作を試してみるのもオススメです。それでもダメなら再起動しましょう。

このように、もの凄く困るような状態についての言及が、しっかりとマニュアル内でされています。とにかくトラブルシューティングの部分だけでも読み込んでおくと、いざというときの助けになるのでオススメですよ。ぜひマニュアルなんて…と軽視せずに、一度読み込んでみて下さい!