arrows MAGAZINE

ゆる~~くarrows スマホ生活

2018.06.20 Wed

ゆる~~くarrows スマホ生活 第3回

実践的arrows Be F-04K 撮影テクニック! (1)スマホでも「ボケる」撮影

arrows Be F-04K 実践!撮影テクニック

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

ゆる~くarrowsを紹介するこの連載、今回は新発売の端末「arrows Be F-04K」のアピールポイントでもあるカメラについて実践的な撮影テクニックを紹介していきたいと思います。

一眼レフ技術の導入で美しい写真が撮れる

F-04Kはarrows Be シリーズであるため、どうしても全てにおいてコスパ重視に思われてしまいがちです。しかし今回企画・開発のみなさんにお話をうかがった限りでは、カメラ機能については上位機種にも見劣りをしないレベルでのスペックを持たせたとのこと。

特にいわゆる「一眼レフ技術」と呼んでいる「1.4μmの大型センサー」と位相差AF(高速でピントを合わせる技術)の「Dual PDセンサー」を導入したことで、高画質化および高速で正確なオートフォーカスを実現しています。またF1.9という明るいレンズ(F1.9は一眼レフのレンズで考えてもかなり大きい数値=数字が0に近づくほど大きい)を採用していて、暗所でもキレイに撮影することが可能です。

今回注目していきたいのがその「F1.9」というレンズ性能。この数値は「絞り値」と呼ばれ、前述のとおりレンズの明るさを表す値なのですが、一方でこの数値が大きいほど背景をボケさせた撮影が可能です。

正直、スマホで背景ボケといえば後処理でそういった効果を得る方法が主流になっていますが、今回のF-04Kではこのレンズのおかげで、少し工夫すれば背景にボケのある写真が撮影できますよ。

この時ポイントとなるのは、被写体(ピントを合わせた対象)と背景との距離です。

ボケを得る基本的な方法は、自分(カメラ)と被写体は近く、被写体と背景は遠く、というルールを守ることです。例えば先のラベンダーの写真では、ラベンダーの花をF-04Kの最短撮影距離である10cmほどに配置し、真上から撮影しました。こうすることで、長く伸びた茎部分は花から離れるほどにボケていきますので、実際にはかなりのボケ効果が生まれています。

↑こちらの写真では、ナデシコの花を手前にしていますが、実はかなり茎が長いため、植木鉢など背景が遠くに配されてボケています。下に敷いている人工芝がどんどんボケていくのを見ると、距離によってボケ感が異なるのを感じていただけるのでは。

ボケ部分が生まれるだけでグッと主体が浮かび上がりますよね。

ということで、F1.9のレンズを生かしたボケのある写真を試してみてください!

次回も引き続きカメラ機能と撮影のポイントをご紹介します!