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ゆる~~くarrows スマホ生活

2018.06.27 Wed

ゆる~~くarrows スマホ生活 第4回

実践的arrows Be F-04K 撮影テクニック! (2)水平と高さを意識して完成度の高い写真を撮る

arrows Be F-04K 実践!撮影テクニック

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

ゆる~くarrowsを紹介するこの連載、今回は新発売の端末「arrows Be F-04K」のアピールポイントでもあるカメラについて実践的な撮影テクニックを紹介していきたいと思います。

スマホでも一眼でも意識するポイントは同じ

ツイッターやインスタグラムが流行したこともあり、誰もがスマホで写真を撮り、すぐにアップすることができるようになりました。このとき、ちょっとしたポイントをおさえるだけで、グッと撮影された写真のクオリティを上げることができます。今回は特に意識しやすい「水平」と「高さ」について説明します。

まず水平について。これは、撮影されたものが風景だったりビルの鉄骨だったりと、水平でないと違和感が出るものにおいて効力を発揮します。

たとえばこちら。

これは東京駅を撮影したものです。おそらくこのアングルから東京駅を撮ったことがある人は、少なくないと思います。ところでこちらの写真の若干の違和感に気がつきましたか?

次はこちら。

どうでしょう、同じ東京駅ですが、先ほどの写真よりも落ち着いて見ることができませんか?

じつは、1枚目の東京駅はわざと水平をずらして撮影しています。そして2枚目は水平にかなり気をつけて撮影しています。ほんの少しの違いですが、風景写真や構造物の写真の場合、少しでも水平がずれると見る人に違和感を与えてしまいます。違和感を狙って「わざと」水平を崩すテクニックもありますが、その目的以外で水平を崩すのは、少しチャレンジング。ぜひこういった被写体を撮る際には、水平を意識してみてください。このとき、カメラの【MENU→グリッド表示】から、水平の参考になるグリッド線を表示しておくと、簡単に水平を取ることができるのでおすすめです。

次に高さです。おそらく多くの方は、スマホを構えて撮影する時、普通に立って自分の顔もしくは胸くらいの高さで写真を撮るのではないでしょうか。

たとえばこんな感じ。

この写真の場合、背の高さから撮影したため、どうしても道路が半分くらい入ってしまいます。逆に空はかなり切ることができました。

一方でこちらはしゃがんで撮影したものです。先ほどの写真とずいぶん印象がことなると思います。この場合、道路はかなりカットされ、空が大きく写るようになりました。

このように、高さを少し変えるだけで写真の印象は大きく変わってきます。特にスマホの場合、普段の高さでついつい撮ってしまいがちですが、これだけ軽いスマホですから、頭の上でかまえて撮影してみたり、地を這うような高さで撮影してみたり、簡単に試せるはず。ぜひいろいろな「高さ」での撮影にチャレンジしてみてください。

ちなみにこちらは作例として、地面にスマホを置いて撮影してみたものです。一直線に伸びる道路や参道なんかで威力を発揮できますので、ぜひ一度試してみてください!