arrows MAGAZINE

ゆる~~くarrows スマホ生活

2018.07.25 Wed

ゆる~~くarrows スマホ生活 第8回

実践的arrows Be F-04K 撮影テクニック! (6)セルフタイマーの便利な使い方を覚えよう

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

ゆる~くarrowsを紹介するこの連載、今回も引き続き「arrows Be F-04K」のアピールポイントでもあるカメラについて実践的な撮影テクニックを紹介していきたいと思います。

セルフタイマーは最も手ブレしないシャッターの押し方

カメラの機能はいろいろなものがありますが、中でもクラシックかつ誰でもその使い方を知っているもののひとつが、この「セルフタイマー」です。シャッターボタンを押してから設定した時間の後に自動で撮影がされるこの機能、F-04Kでは「2秒後」「3秒後」「5秒後」の3つのタイミングを設定することができます。

基本的には自分を撮影するための機能ではありますが、実は、もっと便利な使い方があるのをご存じでしょうか。実は一眼レフカメラなどでも使われてきた方法なのですが、セルフタイマーを使うことで、可能な限り手ブレを防いだ撮影ができるんです。

そもそも手ブレとは、シャッターを押すときの振動が撮影結果に影響してしまうことで、シャッタースピードが遅くなりがちな暗いシーンにて顕著に表れます。特にスマホの場合、本体が軽いですし、シャッターを切る際には画面をタップする構造がゆえに、どうしても手ブレが起きやすい構造になっています(ボリュームボタンでもシャッターは切れますが、ボタンを押す時にはより手ブレが起きやすいです)。

ではどうするかといえば、先人はそこでセルフタイマーを使う技を編み出したわけですね。そう、セルフタイマーはカメラ側が勝手にシャッターを切る機能ですから、その際に手の振動が加わりにくいわけです。

実際の使い方ですが、まずは構図を決めます。その際、なるべくスマホが固定できるか、がっちりと保持できる状況ですとなお良好です。

次に当然ですがピントを合わせます。ここで重要なこととして、ピントを合わせてからスマホを動かしてはいけないということです。動かしてしまうと、高い確率でピンボケが発生します。

最後にセルフタイマーをスタートさせ、あとは撮影が完了するのを待つだけ。もし手で持っている場合は、息を止めておくとなお良いでしょう。

こちら、手すりにF-04Kを乗せた上でセルフタイマーにて撮影。ほとんど手ブレしませんでした。

こちらは両手でガッチリホールドした上で、セルフタイマーにて撮影。セルフタイマーならボリュームボタンをグッと押しても手ブレにはつながらないので、安心です。意外とボリュームボタンでのシャッター、固いんですよね。

このように、セルフタイマーを使えば可能な限り手ブレの起きにくい撮影を実現できます。夜景に強いF-04Kですが、そうはいっても手ブレは起きます。ぜひとも暗いシーンではこのセルフタイマーによる撮影テクを使ってみてください。