arrows MAGAZINE
スマホ写真講座arrows@支部
2018.11.07 Wed
スマホ写真講座arrows@支部 第6回
東欧で撮る!Lightroom CC × arrows フォトライブラリーその3
arrowsで撮る、ということに注力するこの連載。しばらくは、実際にarrowsでどこまで撮れるのか?ということを試しに、チェコ政府観光局の取材で訪れた、東欧はチェコの旅で撮影した写真を紹介しています。今回も引き続き以前に紹介したLightroom CCのアプリを使って撮影、簡単な調整を行ったものを公開していきます。
arrowsで三度チェコを撮る
まずご紹介するのはこちら。フルディムというプラハから1時間半ほどでこれる街の街並みです。色も形もとてもかわいいですよね。この日は雨模様だったのですが、この雨とレンガの生み出す微妙な質感、arrowsでバッチリ撮れますね。曇り空はなるべく面積を少なくしつつ、露出を抑え気味にすることで白飛びを防ぐよう努めています。
この時期のチェコはビーツを使った色鮮やかな食べ物が多く見られました。写真はビーツとチーズのリゾット。白、緑、赤という目にも鮮やかな色合いです。ちょうど自然光の強いところで撮影できたので、良い感じの発色にすることができました。ルッコラが高くもられていましたが、真上から撮ることで前ボケ効果も得られて良かったです。
チェコと言えば水以上にビールを飲む国。今回の旅行でも、ほとんど毎食のようにビールを飲みました。とはいえ、そのままビールを撮ってもシンプルすぎるので、今回はろうそくの火を向こう側にしてみました。黄金色のうまそうなビールがまるで夕陽のように輝いています。光るところだけ水滴をぬぐうなど、少しだけ小技を効かせてみました。
前回も登場した山間の様子ですが、濡れた地面と、木と、紅葉と、そして微妙に晴れてきた青空が見事に撮れていて、ふつうにすごいなと思いました。空の色を出すため、露出は控えめにして、Lightroom CCで明るさを調整しています。これだけ撮れるなら、スマホだけで海外を歩くのも良いかなあと思ってしまいますね。
ちなみにarrowsなら元々ストラップの穴が開いてますから、首からストラップでさげつつ旅行をすると紛失・盗難も防げて安全ですねえ。
チェコの写真も次回で最後。お楽しみに。