arrows MAGAZINE

スマホ写真講座arrows@支部

2019.01.16 Wed

スマホ写真講座arrows@支部 第15回

自分の影が入らないよう気をつけてみよう

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

arrowsで撮る、ということに注力するこの連載。今回は、テーブルフォトでありがちな「自分の影が入ってしまう」ことを防ぐ方法について、です。

食べにくい状況=写真も芳しくない

arrowsをはじめとしたスマホのカメラが最も活躍するシーンであろう、食事時。例えばランチタイムでは、周りの人のほとんどが習慣に近いレベルでランチを撮影して、記録しています。もちろん中にはSNS投稿に生かす人もいることでしょう。

この時、何はなくとも気をつけてほしいことがあります。それは、自分の影が入ってしまうことです。自分の影が入ってしまうときは、たいてい料理に自分の影がかかってしまうことになり、それを撮影しても、料理が暗く撮影されるため、おいしそうに見えなくなってしまいます。そもそも自分の影が料理にかかってしまう状況って、とても食べにくいですよね。その印象は、写真をとってもそのまま伝わります。ですから「うーん、いまこの状況ってご飯食べにくいな…」と思ったときは、そのまま撮影するとイマイチな写真が生み出されてしまう可能性が高くなるんです。

じゃあ自分の影が入らないようにはどうしたらいいか?それにはいくつかの方法があります。

1つは、少しだけ下がったところから、少しだけズームをさせて撮影すること。テーブルに自分の影がかからないような場所まで後ろに下がり、そこから撮影します。が、その場合は背景ですとか別のお客さんですとか、おおよそ余計なものが写り込むと思いますので、それらをズームによって画面の外へと追いやります。あまりズームしすぎると画像があらくなりますのでご注意ください(できる方は、撮影後にトリミングするのでも効果は同じです)。

もうひとつの方法は、そもそもの座席を変える、ということです。例えば2人掛けの椅子なら、反対側に座るだけでもずいぶんかわってきます。当然ですが自分の後ろに光源(ライトや窓など明るい場所)があれば、自分の影がテーブルにかかってしまうことになります。もし飲食店で席を選べるならば、外や照明のほうを向いて座るようにしましょう。

そうすることで、食べ物に影がはいらず、発色が良くて美味しそうな写真が撮れます!

この辺りのテーブルフォトの小技についても、追々ご紹介しますので、まずは自分の影が入らないように気をつけてみてください!