arrows MAGAZINE

スマホ写真講座arrows@支部

2019.01.30 Wed

スマホ写真講座arrows@支部 第17回

細かいピント合わせのコツは…何度も試すこと!?

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

arrowsで撮る、ということに注力するこの連載。今回は、arrowsで細かい部分にピントを合わせたいときのポイントを紹介します。

本当は手前に(奥に)ピントを合わせたいのに

arrowsで撮った写真を眺めていると、時に「ピンボケだなあ」という写真に気がつくかもしれません。特に理由として「ピントを合わせる位置が違った…」というケースの時には、今回の記事が参考になるかもしれません。

そもそもarrowsを含むスマートフォンは、細かいピントあわせが苦手です。例えばケーキを撮るとき、ピントが手前の生クリームに合っているのか、その奥のいちごに合っているのかを撮影しながら確認するのはなかなかに大変です。

たとえばこのような写真。本当は左手前の目立つ葉っぱにピントを合わせたいにもかかわらず、その前後にピントが合ってしまうことがあります。ちなみにこれは失敗の1枚で、少し後ろにピントがいってしまいました。

もちろん縦位置の写真でも同じようなことが発生します。

またこういった被写体に寄った写真でも、一番手前の花にピントを合わせたいのに、どうしても後方のものにピントがあってしまうことがあります。この例の場合、最も近寄れる距離ギリギリを攻めていますので仕方がないのですが、失敗例がたくさん発生します。

このような場合、どうしたらいいのか?いろいろと解決策を考え試してきましたが、究極の方法は「ピントを合わせなおして何度も撮影し、確認する」以外にありませんでした。そんなの当然では?と思われそうですが、実はほとんどの方がこれを実践していません。1枚しか撮っていなくて、あとから確認したら失敗写真だった…ということがほとんどのようです。

ですので、もしピントがシビアな写真を撮影したい場合は、ピントを合わせ、撮影し、それを確認する。という作業を何度か繰り返しましょう。この時のポイントは、撮影ごとにピントを合わせ直すことです。同じピントで撮影しても同じ失敗写真が量産されるだけですので、ご注意を。