arrows MAGAZINE

スマホ写真講座arrows@支部

2019.05.22 Wed

スマホ写真講座arrows@支部 第27回

5月の定番フォトスポット:バラ園に行こう

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

arrowsで撮る、ということに注力するこの連載。今回は、今の時期の定番フォトスポット「バラ園」をご紹介します。

スマホでとっても撮りやすい「バラ」

バラは数ある花の中でもメジャーな種類かとは思いますが、春と秋にその最盛期が訪れるということはあまり知られていないかもしれません。さらに知られていないのは、恐ろしいほどの品種が開発されていて、同じバラでありながらも多種多様な色、見た目、香りを有しているということです。そしてそんなバラの魅力を余すことなく感じることができる場所こそ、バラ園なのです。そして、そのバラ園のバラは、初心者でも大変に撮りやすく、楽しめる場所なのです。

おおよそのバラ園は、多種多様な品種がとてもコンディションよく保たれています。そして、見栄え良く群生するよう調整されているのです。これはつまり、スマホで適当に撮影してもゴージャスな仕上がりをさせることが簡単ということです。とりあえず「このバラが好き!」という意図さえあればOKです。

日常生活ではあまり見ないような色を楽しめるのも、バラ園の良いところ。例えばこちらのバラは、赤と黒の混じる色で不思議な雰囲気を醸し出していて、見る者に訴えかけるものがありますよね。

スマホでありながらも背景の美しいボケが期待できるのも、バラ園の良いところ。背景には色とりどりのバラの花が映りますから、背景処理を気にしなくても、良い感じにまとまることが多いです。

花だけでなく、蕾や花が落ちた後の花殻(はながら)でも楽しめるのが、バラの良いところ。不思議な形を探すだけでも、すばらしい被写体とすることができちゃいます。

このように、バラ園は初心者であっても良い被写体を見つけやすく、また美しく管理されているがゆえに失敗しにくいという、フォトスポットとしては大変にありがたい場所となっています。

無料のバラ園「与野公園」がオススメ

このバラ園、実は日本各地に存在しておりまして、場合によっては公共の場である公園に併設されていることもあり、無料〜数百円という低額で楽しめるフォトスポットになっていることがあります。たとえば私の家の近所にあるさいたま市の「与野公園」は、24時間365日無料で公開されている、公共のバラ園。3,000株を超えるバラが満開の様は、ただただ圧巻です。有料バラ園よりは多少小さくなりますが、無料のバラ園としてはかなり大規模なはず。ぜひ訪問してみてください。

与野公園
与野公園(さいたま市中央区本町西1丁目地内)
JR埼京線「与野本町駅」より徒歩約15分