arrows MAGAZINE

スマホ写真講座arrows@支部

2019.07.10 Wed

スマホ写真講座arrows@支部 第32回

arrows Be3 F-02Lのカメラ、セカンドインプレッション

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

arrowsで撮る、ということに注力するこの連載。今回は、新端末「arrows Be3 F-02L」のカメラを前回に引き続き使ってみたセカンドインプレッションです。

AI搭載、リニューアルされたカメラ機能

F-02Lの標準カメラには、シーンを自動判別するAI機能が搭載され、フルオートで撮影する際にも、カメラ(F-02L)側で自動的に妥当な設定を反映してくれるようになりました。特に今回のカメラからは、今直面しているシーンがなんであるのかがテキストで表示(設定でON/OFF可能)できるため、カメラが認識しているものが本当に正しいのかを人間が確認できるようになりました。

ちなみにこのシーン認識、いまのところ僕の環境ではおおむね良好ですが、できれば自動だけでなく、シーンを固定して使いたかったのが本音ですね。

また、ポートレート機能は、人物を認識した場合のみ利用できるようですが人物以外でもポートレート機能を使うことが多いというのは、iPhoneの同機能で十分に証明されていると思いますので、今後の進化でこちら反映してもらえることを願っております。

明るい場面での作例

続いてセカンドインプレッションとしての作例を2枚ほど。まずはこちら、採光の良いカフェで水滴のたっぷり付いたグラスを撮影したものです。オートで撮影後、LightroomCCで明るさの補正だけ少し行いました。かなり近づけたことで後ろのほうは良い感じにボケましたね。冷たい感じも伝わってきます。残念ながらAIの「料理」には該当しませんで(AIは無反応)、お皿に料理が乗っている場面でないとダメなのかもしれません。

続いてこちらは我が家のバラについた水滴を撮影し、LightroomCCにて少しトリミングを行ったものです。こちらはLightroomCCのカメラで撮影。やはり以前の機種よりも、マクロ撮影がうまくできるようになっている気がしますが、このあたりは追々突き詰めていく予定です。見た感じ、明るい場所での発色や雰囲気なんかは良く撮れる印象です。

引き続き、また環境などを変えて作例を作って行きたいと思います。AIのほうも可能な限りその使い勝手などを紹介していく予定です。