arrows MAGAZINE

スマホ写真講座arrows@支部

2019.07.17 Wed

スマホ写真講座arrows@支部 第33回

arrows Be3 F-02L のボケを調整する新機能「ポートレート」をお試し

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

arrowsで撮る、ということに注力するこの連載。今回は、新端末「arrows Be3 F-02L」の新機能「ポートレート」を試してみます。

いままでにない「ボケ」を楽しめる新機能

前回もご紹介しましたが、F-02Lの標準カメラには、シーンを自動判別するAI機能が搭載され、フルオートで撮影する際にも、カメラ(F-02L)側で自動的に妥当な設定を反映してくれるようになりました。中でも注目されているのが、他社製スマホなどで搭載され話題となった「ポートレート」の機能です。これは、背景がぼけ、被写体がより際立ついわゆる一眼のカメラのようなボケをエミュレートした機能「背景ぼかし」が使えるモードです。

ただしF-02Lの場合、少しだけ利用制限があって

  • 人物撮影にしか使えない(人物を認識してはじめてポートレート機能と背景ぼかしが表示されます)
  • 人物がいなくなったら、ポートレートの適用が終わる

ということで、人物(もしくは顔のあるもの)を撮影するときにしか使えないのが少し残念ですね…。

実際の画面はこのような感じ。人物を認識すると画面に「ポートレート」と表示され、さらに人物マークをタップすると、背景ぼかしのレベルを調整できるようになります。

ぼかしのレベルはリアルタイムに表示されるので、好きな具合を調整できますが、被写体がじっとしてくれない場合は調整の余地がないので、だいたい中央かそれより少しマイナスくらいで撮影すると自然な印象です。

ちなみにこの機能、撮影範囲に顔さえあれば使えるようですので、たとえば精巧に作られた人形ですとか、顔写真なんかにも適用することが可能です。

参考までに、それを利用してぼかしのレベルについての説明スクリーンショットを撮りましたので、貼っておきます。


↑ほぼぼかしレベル最低の状態。

↑ぼかしレベルが中央。

↑ぼかしレベルが最大。

やはり中央くらいが自然ですね。。

ぜひいろいろなシチュエーションで試して、自分なりのポートレート撮影に生かしてみてください。