arrows MAGAZINE

スマホ写真講座arrows@支部

2019.07.31 Wed

スマホ写真講座arrows@支部 第35回

arrows Be3 F-02LのAIシーン認識「料理」のコツ

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

arrowsで撮る、ということに注力するこの連載。引き続き新端末「arrows Be3 F-02L」の新機能AIシーン認識カメラを試してみています。

もっとも登場頻度が多そうな「料理」を試す

いろいろと試してみているこのAIシーン認識ですが、やはり「料理」の登場回数が多いような気がしています。実際、みなさんがスマホを構えるのは、料理の前…ということが多いのでは。

ということで料理のAIシーン認識ですが、これは積極的に有効にして良いのではないかな、と感じています。

例えば以下のようなシーン。

↑が適用前、↓が適用済みです。

どうやらハイライトが強く入っているところを抑え気味にし、コントラストを多少強めることで、料理の色彩を強調しているように思えます。この処理、LightroomCCでも「かすみの除去」という人気のフィルターがありまして、それを軽くかけているような感じがしますね。となると、特に赤や緑といった深みのある色彩にとても効きそうです。なお色数を出すために、俯瞰となる真上からの撮影か、目線くらいの斜め45度からの撮影でお皿全体を写すのが良さそうです。

けっこうやるな!と思ったのが、このような生クリームの多い写真。生クリームが白飛びしないようになり、かつソースの色合いがキレイに表現できました。これはかなり向いている料理でしたね。

全体的に、どぎつくならない程度で留めているのが好感度高いです。やりすぎると不自然ですからね…。

ということで、

  • 赤や緑など、コントラストが映える色が画面に多い
  • 生クリームなど、露出を上げると白飛びしてしまいそうな食材が多い

といった料理があった場合には、ぜひ「料理」を適用して撮影してみてください!