arrows MAGAZINE
スマホ写真講座arrows@支部
2019.10.09 Wed
スマホ写真講座arrows@支部 第44回
スマホ写真講座的「料理撮影でここは気をつけよう」その3:少しだけ盛り付けをなおす
arrowsで撮る、ということに注力するこの連載。今回は、新端末「arrows Be3 F-02L」以外でも生かせる、料理撮影のポイント「少しだけ盛り付けをなおす」について説明します。
鉄則:少しだけ盛り付けをなおす
気をつけておくだけで、グッと料理撮影の印象を良くするポイントのひとつ「盛り付けをなおす」について紹介します。
通常、飲食店の盛り付けは、その店独自のこだわりが垣間見れるこだわりポイントでもあります。とはいえ、そこは通常営業中ですから、必ずしも撮影に向いた盛り付けになっているかといえば、そうでもありません。
例えばチンジャオロースでは、ピーマンの背中側(緑の濃い側)が写真に写ったほうが色合いが良いですし、麺類であれば具材の向きや重なりが意外とクオリティに影響してきます。さらにコールドドリンクであれば氷の具合も重要ですし、定食だとしても白米の盛りが意外と画面に影響を与えます。
ということで、これら「より良くなるポイント」や「ちょっと汚く見えてしまうポイント」を軽くお直ししてあげるのが、日常の中でのテーブルフォトでクオリティを上げるポイントとなります。
中でも筆者が良く実施するのは、丼やお皿の縁を少しだけキレイにすること。ペーパーナプキンなどで少しだけ縁を拭ってあげるだけで、盛り付けの美しさが倍増します。あとはご飯粒が変なところに付いていないかなどはチェックしますね。
ということで、基本の盛り付けを尊重しつつ「よりキレイになりそう」というポイントを探してみてください。なお、撮影はなるべく手短に行い、可能な限り早く食べ始めるようにしてくださいね。