arrows MAGAZINE

スマホ写真講座arrows@支部

2019.10.30 Wed

スマホ写真講座arrows@支部 第47回

スマホ写真講座的「料理撮影でここは気をつけよう」番外編その1:海外での料理撮影にはご注意を

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

arrowsで撮る、ということに注力するこの連載。今回は、新端末「arrows Be3 F-02L」以外でも生かせる、料理撮影講座の番外編です。

要注意:国によって盛り付けに対する考え方が異なる

番外編の今回は、主に海外で「料理を撮影していたらトラブルになった」という事例のひとつをご紹介します。

みなさんは、料理の撮影について、許可は必要だと思いますか?もちろんお店の人に声をかけて撮影するのは「マナー」だと思う方がほとんどかと思うのですが、実はここ、日本と海外では考え方に大きく違いがあるのです。

例えば日本では、料理の盛り付けについて、いかにオリジナリティがあろうとも、そこには権利が発生していません。そのため、料理の写真を撮ってそれをSNSに投稿したとき「そもそも撮影禁止が明言されていた」という意外でのトラブルは比較的起きにくいと言えます。

一方で海外です。国によっては、なんと料理の盛り付けを「創作物」と認める国があるようなのです。これはつまり、料理の盛り付けを無断で撮影し、公開した場合、違法行為として訴えられる可能性があるということです。

もちろんこういったケースは少数であり、重要なのはお店の考え方になりますが、特に高級店において、料理写真の撮影は「許可を得てから」というように考えて行動するのが、トラブル回避のもとになりそうですね。

なおこういった法的な事例は日々線引きが変化していますので、そういった意味でも「お店に撮影の許可を取る」というワンステップを強くおすすめする次第です。

次回も撮影にまつわるトラブル回避のためのワンポイントをお届けします。