arrows MAGAZINE

スマホ写真講座arrows@支部

2019.11.20 Wed

スマホ写真講座arrows@支部 第49回

スマホ写真講座的「料理撮影でここは気をつけよう」番外編その3:人の写り込みは気をつけよう

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

arrowsで撮る、ということに注力するこの連載。今回は、新端末「arrows Be3 F-02L」以外でも生かせる、料理撮影講座の番外編です。

要注意:人が写り込んでいると様々なトラブルにあう可能性

番外編の今回は、主に国内で「料理を撮影していたらトラブルになった」という事例のひとつ「人の写り込み」をご紹介します。

人の写り込みに関しては、とても気をつけている方と、まったく気にしない方の2種類がいるようです。もちろん気をつけていれば、無用なトラブルをさけることができるのは、言わずもがな。では、人が写り込んでいる写真をネットで公開している場合、どのようなトラブルの可能性があるのでしょうか?

この時、気にしなければいけないのは、肖像権とパブリシティ権です。肖像権はその人の姿を写し公開することで、その人に迷惑がかかるかどうかが大きな争点になるようです。例えば渋谷のスクランブル交差点など、公共の場で大勢のうちの1人として写っている姿は問題がなくとも、ある日時に特定の店舗で特定の誰かといた…というような姿は問題になりがちです。ということで、実は飲食店における写り込みはなかなか危険な情報をはらんでいたりするんですね。

一方でパブリシティ権は、芸能人などの姿を勝手にプロモーションに使うなど、相手の影響力を侵害することです。お忍びできている著名人の姿を盗撮して、その人も愛用の店舗です!みたいなことをするのはダメってことですね。

写真を撮り、公開するときは常に「この写真で迷惑を被る人がいないかな?」ということを考えると、トラブルをさけることができます。人の写り込み写真であれば顔をボカすなど、少しだけでも気を使ってあげるのが良いのかもしれません。

なお、記事ではだいぶ詳細を割愛している部分もありますので、大枠としてこういうものだ、と理解していただければありがたいです。本記事の内容は弁護士の方に教えてもらった内容を元に作成しておりますが、法的な根拠を証明するものではございませんので、個別のトラブルなどに関しては一切関知できません。ご了承ください。