arrows MAGAZINE
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ARROWS研究所 第3回
4K動画とはどういうものなのか調べてみた!
最近、I川氏ばかりに任せっきりなので、今回は私ARROWS研究所主任研究員のS内が4K動画に関してご紹介します。
でも、一人じゃ不安なのでI川氏を呼んでみようっと。
I川氏「はい…」
S内氏「俺、俺!」
I川氏「……何ですか?」
S内氏「そんな警戒しないでよ。いやさー最近、I川ばかりに頼りきっちゃてるから今回は俺がやろうかと思うんだけど、ちょっと一人じゃ寂しいから手伝ってくれないかな~」
I川氏「へ~そうなんですね。頑張ってください。それでは」
S内氏「おいっ、ちょ」
プー
プー
プー
S内氏「なんだよ!普通上司の誘い断るか~」
「おぼえてろよ~」
では気を取り直して。
今回発売されたARROWS NX F-04Gに搭載されている4K動画撮影機能。
最近は、色々な場面で4Kという言葉を目にしますよね。4Kテレビや4Kビデオカメラなど。
そんな4Kとはどういう物なのだろう?
一昔あったビデオ、DVD、最近まで放送されていた地上アナログ放送は、SDサイズ(720×480ピクセル)でした。今放映されている地上デジタル放送ですらFullHD(1920×1080ピクセル)です。その地上デジタル放送の約2倍のサイズが4Kです。
かんたんに言うと、ちょ~キレイなんです。
SDサイズ(720×480)(864×480) | 地上アナログ放送・DVD・ビデオ |
HDサイズ(1280×720) | |
FHDサイズ(1920×1080)(1440×1080) | 地上デジタル放送・Blu-ray |
2.5Kサイズ(2560×1440) | ARROWS NX F-02G |
4Kサイズ(3840×2160) | ARROWS NX F-04G |
例えば、デジカメでいうと約830万画素カメラになります。富士通が初めて発売したスマートフォンF-12Cのカメラが約810万画素なので、そのカメラの画素数をそのままに、動画を撮り続けているということになります。
だから、4K動画はちょ~キレイなんです。
ってしつこいですね。
もうちょっと詳しく見てみましょう!
下記画像は、ARROWS NX F-04Gで実際に撮影した動画のインスペクタ(詳細情報)をパソコンで表示したものです。
画素数(通常のサイズ)は、当然4Kの3840×2160ピクセルです。
しかし、動画の場合はもう一つ重要な数値があります。
それはデータレート!
動画を再生するための指示を1秒間にどれだけテレビなどのハード側に送れるかという数値です。数値が高ければ高いほどちょーキレイな動画と言えます。
ARROWS NX F-04Gのデータレートは約40メガビットです。
家庭用4K動画を撮影できるビデオカメラのデータレートはおおむね70メガビット程度の物ですので、専用機では無いスマートフォンが40メガビットというのは優秀な数値だと考えられます。
約2メガビット/秒 | VHSビデオ |
約9メガビット/秒 | DVD-video |
約15メガビット/秒 | 地上デジタル放送 |
約23メガビット/秒 | BSハイビジョン放送 |
約40メガビット/秒 | ARROWS NX F-04G |
約50メガビット/秒 | Blu-ray Disk Movie |
約70メガビット/秒 | ビデオカメラ |
やっぱりARROWS NX F-04Gの動画撮影ってすげ~な!
これはI川氏に伝えてやらないとなぁ~
電話しようっと
I川氏「何ですか?」
S内氏「データレートって知ってるか?」
I川氏「はぁ?何のことですか?」
S内氏「1秒間にどれだけ」
プー
プー
プー
S内氏「あのやろ~」
いいよいいよ!一人で頑張ってやるぞッ!!!!!!
次は撮影の性能について調べてみました。
下記画像はARROWS NX F-04Gの動画撮影モード選択画面です。
動画サイズメニュー
4Kからケ-タイメールまでの5種類の撮影モードがあります。
ちょ~キレイに撮れるのが4K。
ただ、4K撮影時の問題点は手振れ補正機能が使えない事です。
4K動画メニュー
一般の方が手ぶれ補正なしで撮影するのは少し難しいかも…
ちなみにFullHD以下の撮影の場合は手振れ補正を利用できますので、安心して動画撮影が可能です。
FullHD動画メニュー
その為ARROWS NX F-04Gで4K動画を撮影する時は三脚を使用して撮影する事をお勧めします。手持ちで撮影する場合は動きを付けず脇をしめて撮影してくださいね。
どっかのタイミングで、実際に撮影してみます!
いや~固いことしたから疲れたよ~
次回は絶対にI川氏にやらせるぞ~
またね~