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arrows研究所

ARROWS研究所 第15回

ARROWSで文字入力を極める!

それはとある会議中であった。
研究の発表を終え私が、ホッと一息ついたとき、あることを忘れていることに気付いた。
15時までにF社のT山さんに、新しい部品の納品先をメールしなければいけないんだ!
どうしよう…まだ会議は続きそう
15時まで10分もない
そうだ!スマホでメールをすればいいんだ。
よし これなら間に合う!

私は早々に、みんなにバレないよう最新の注意をはらいながら、机の下でメールを打ち始めた。

あ~間違えた。
「おすわになっております」になっちゃっている…

修正しなくちゃ。
やばい時間がない、急げ。

急いで打つことに集中してしまい周りを警戒するのを忘れていた私に、突然

S内氏:「コラー」
「I川~何やってんだ!」

I川氏:「すみません!」

S内氏:「どうせ女にでもメール打ってたんだろ?」

I川氏:「いえ違います。F社のT山さんに」

S内氏:「うそつけ~」

その後
30分こんこんと説教を受けることになんたんです。

結局、F社のT山さんにメールが送れたのは、15時を過ぎてしまい、部品の納品も遅れ散々でした。

ちくしょ~S内~~~~~
この屈辱は忘れない。
絶対に文字入力を極めてS内にバレないようにメールをしてやる!

この日から私の文字入力の特訓が開始された。
初日は、入力が速いとうわさされているフリック入力を覚えることからはじめた。
ARROWSにはゲーム感覚でフリック入力を覚えられる「フリック学習モード」があるので便利なんです。

フリックする方向を表示しているので、フリック入力に慣れない私でも楽ちんです。
よ~しこれでフリックマスターだ!

数日後
ある程度フリック入力をマスターした私は、住所入力を特訓してみることにした。
住所入力は文字数が多いのでどうしても時間がかかっちゃう。
そんな悩みを抱えている時、岡D氏が声を掛けてきた。

岡D氏:「I川、そんなまじめな顔してどうした?」

I川氏:「いや~住所を速く打ちたいんですよ!」

岡D氏:「はぁ?」

I川氏:「あ~すみません。説明不足でした。かくかくしかじかで住所を速く入力したいんですよ。」

岡D氏:「それなら、町名だけ入力すれば!」
「ARROWSのSuper ATOK ULTIASなら町名を入力して変換するだけで、都道府県なども入力できちゃうんだよ」

I川氏:「マジですか!」
「ちょっとやってみます」
「じゃ~小川町っと入力して」

I川氏:「うぉ~すげ~」

I川氏:「これなら、会員登録の際の住所入力もらくですね」

岡D氏:「そうだね。その他にも郵便番号で住所が入力できたりするんだよ」

I川氏:「ARROWSってなかなかやりますね。」

岡D氏:「そうなんだよ。その他にもこんな機能もあるよ」

そのときに岡Dさんに教えてもらった機能がこちら。

  1. ① 日本語やカタカナの読みから英単語に変換できる機能
  2. ② 最新の有名人やドラマ、映画、フレーズなどを自動的に追加してくれる「キーワードExpress」機能
  3. ③ 使い分けに悩む言葉をすぐに調べられる機能
  4. ④ 間違った日本語を正しく直してくれる機能

    まだまだありますよ。

  5. ⑤ 他メーカーから機種変更したあとも使い慣れたキーボードを利用できる「選べるキーボード」機能。
  6. ⑥ 間違って消してしまった文字を戻す機能、全ての文字を消す機能

血のにじむような特訓をして私はついに全てをマスターした。
そして、
ついに決戦の日を迎えた。

「ARROWS研究所会議」

I川は、誰にもバレないようにスマホをポケットから取り出し、おもむろにメールを打ち始めた。
ちょっと考えているフリなんかを入れながら、色々な機能を駆使して素早く入力した。

文面ができた。

よ~し送信!

うんうん、誰も気付いていない。
よっしゃ~やったぞ~S内にバレずにメールが送れた!
S内に勝ったぞ~
でも何か少しむなしい…
※ 皆さん、くれぐれも会議中は私用のメールは慎みましょう!
それではまた来週!