arrows MAGAZINE

arrows研究所

arrows研究所 第16回

富士通の新商品発表会に行ってみた!

ついにこの日を迎えました!
「富士通新商品発表会!」

こんにちは!arrows研究員のI川です。
待ちに待った新作arrowsの発表会です。

それでは早速レポートしますね。

富士通株式会社 ユビキタスプロダクトビジネスグループ
新商品発表会レポート

富士通は10月6日、汐留にて新商品発表会を開催。「arrows」シリーズのスマートフォン・タブレットや、法人・個人向けPC「LIFEBOOK」「ESPRIMO」の新機種が紹介されました。

ワークスタイルの変革によってICTの活用分野が広がるとともに、不正アクセスやアカウントの乗っ取り、情報漏洩など、ヒューマンエラーによる事故が多発しています。そんな中、富士通では「いかにセキュリティの脅威に備えていくか」を課題とし、ユーザビリティを損なわずにセキュリティを強化する新技術を追求してきました。その結果、瞬時に本人(デバイスの持ち主)を認証する生体認証技術や、デバイスの紛失・盗難の際に備える遠隔操作技術(電源がオフの状態でも遠隔でデータ消去やロック可能)を開発。今回発表された新機種のほとんどに、これらの技術が搭載されています。

登壇した執行役員 パーソナルビジネス本部 本部長 竹田弘康氏(以後竹田本部長)は、上記をはじめとする富士通の様々な取り組みについて導入事例を交えて紹介。

一つの事例としては福島市役所に、手のひら静脈認証センサー搭載タイプの「ARROWS Tab Q775/K」を1500台導入。全職員に配布し、ペーパーレス化を実現。これによって、情報漏洩のリスクの低減に貢献しているとのこと。

また、竹田本部長は、この10月から社内実践として、富士通および国内グループ会社(約200社、約8万人)のPC・タブレットに、生体認証を導入し、情報漏洩のリスク低減の実現をめざすと述べました。

次に、「LIFEBOOK」「ESPRIMO」など法人・個人向けPCを紹介。いずれもWindows10を搭載し、富士通独自の技術、生体認証(手のひら静脈認証・虹彩認証)でセキュリティとユーザビリティを追求したものや、使い心地にとことんこだわったプレミアムノートなど、個性豊かなPCが登場。
また、個人向けPCに関しては「簡単に取り扱える」ことも追求するなど、幅広い世代の人に向けた「使いやすさ」を強調しました。

これからのarrowsがめざすこと

発表会後半はスマートフォン・タブレットの紹介。登壇した執行役員 モバイルフォン事業本部 本部長 髙田克美氏(以後髙田本部長)は、「arrowsを手にしたお客様が“心地良さ”を体感できる商品を提供し続けていきたい」と述べました。

続いて、2015年冬モデルより新しくなったブランドロゴを紹介。「人を想えば、進化はとまらない。」のキャッチフレーズとともに、多くの人に受け入れられる「親しみやすいデザイン」に刷新。また、髙田本部長は、「スマートフォンやタブレットの急速な普及によって、人々の生活が劇的に変わった。これからはお客様がやりたいことをできるように、arrowsも進化して行かなければならない」と語りました。

冬のarrowsはセキュリティと耐久性に注力!

この日発表されたarrowsの新モデル、「arrows Fit F-01H」「arrows NX F-02H」「arrows M02」「arrows Tab M01T」。そのうちの3機種に生体認証(指紋認証や虹彩認証)を採用しています。
また、多くの人がスマートフォンなどの端末を肌身離さず持つことから、落下や衝撃に耐えうるよう、MIL規格(ミルスペック/米国防総省が制定しているミリタリースタンダート。耐久性・対衝撃性に厳格な試験を課して認定される) に準拠。このようにセキュリティと耐久性にこだわった「安心・安全」の機種、というのが今期モデルの大きな特徴です。

それでは、新モデルの魅力を簡単にご紹介します。

arrows NX F-02H

arrowsを牽引するハイエンドのスマートフォン。画面を見るだけで本人を認証する虹彩カメラを搭載。薄く硬く曲がりにくい新素材「ナノテクファィバー」を使用し、キズに強いハードアルマイト加工を施すことで、「美しさが長く続く」を実現。大画面ディスプレイ、洗練されたデザイン、安心のバッテリー3日持ち、も魅力です。


地紋を施した表面が素敵です!

arrows Fit F-01H

基本機能にこだわったミドルレンジモデル。手にフィットする幅約69ミリのボディに、約5.0インチの色鮮やかな有機ディスプレイを搭載。キズや落下に強く、ずっときれいな状態で使用可能。ATOK搭載で快適な文字入力を実現し、指紋認証センサーも搭載。もちろん、バッテリーも3日持ち!

arrows Tab M01T

家族みんなで使えるファミリータブレット。アプリ・設定・データをユーザー毎に個別管理でき、家族共用でも自分専用のように使えます。また、手軽に壁に立てかけて使えるグリップエッジ採用で、場所を選ばず快適に使用可能。指紋認証やATOKも搭載し、小さなお子様からシニアまで使いやすさ抜群のタブレットです。

arrows M02

Android5.1を搭載したSIMフリーのスマートフォン。約5インチの大画面と幅約69ミリの手に馴染むコンパクトボディ。人や使う場所によって“最適な聞きやすさ”を提供する「スーパーはっきりボイス4」や「スーパーダブルマイク」に加え、ATOKも搭載。電子マネーやクーポンとしても使える「おサイフケータイ」にも対応しています。

各機種の紹介の後、髙田本部長は「今後も技術を磨いて、皆様に愛される商品づくりをめざしたい。ぜひご期待いただきたい」と豊富を語り、発表会を結びました。

機能性の確かさを実感できるタッチ&トライ


多くの人でにぎわう展示コーナー

発表会会場内の展示コーナーでは、実際に新機種に触れて使用感を確認できました。また、今回富士通が打ち出した、セキュリティと耐久性の実験も多数展示。その一部をご紹介します。

arrowsの堅牢性を確かめる実験。垂直方向に強い力を加えても、破損しません。

arrowsを水につけて防水性の確かさを確認。大雨の日でも大丈夫!
湯船にうっかり落としてしまっても心配ありません。また、真夏のビーチなどで、直射日光に長時間当たったり、塩分の高い海水がかぶってしまっても心配なし。

高い位置からarrowsを落とす実験。もちろん、びくともしません。胸ポケットから落としてしまっても問題なし。

防塵性の実験。クリアな円柱の中、細かい砂がびゅんびゅん舞っていますが、arrowsのディスプレイは正確に“時”を刻んでいました。ガーデニングのときなどに携帯しても安心です。

今回発表された商品群に脈々と息づいているもの、それは富士通の「安心安全への取り組み」です。「セキュリティと耐久性、この2つを重要ポイントにすえて開発を進めて来た」と語った髙田本部長の言葉通り、生体認証技術や紛失・盗難時に備えた遠隔操作技術を搭載した、この時代に求められるスマートフォン・タブレット。そこに加えて、arrowsのブランドビジョン「心地良さ」を実現したラインナップです。皆さんもぜひ、arrowsの使い心地をお試しください。