arrows MAGAZINE

arrows研究所

arrows研究所 第22回

セキュリティってめんどう?(前編) すばやくロック解除できる生体認証

いかんいかん!
この問題に踏み入っては…
どうもI川です。

でもついつい書きたくなってしまうんですよ。
今回の記事は基本自論でありすべての人はそう思う事ではないので、気楽に読んでくださいね。
ではでは、早速始めたいと思います。

肌身外さず持ち歩くスマホの中を少しのぞいてみましょう。
まず、個人名、電話番号がたくさん保存されている電話帳、個人を特定できる写真や動画が保存されているギャラリー、さらにはECサイトやクレジットカードなどのパスワードを保管してあるメモ、そしてお財布ケータイなど、実はスマホには持ち主の財産に直接影響のある個人情報がたくさん保管されているのです。

でも、周りをみてみると、ロックをかけていない人が多い。
なんでなんだ?

実際にロックをかけていない人に聞いてみると、ほとんどの人が「面倒だから」と答える。
確かに、今のスマホは電池持ちの関係からもスリープ(画面off)に直ぐ入るので、使う度に認証するのは確かに面倒くさい…

でも、危ないんじゃない!

また、今は生活するのにたくさんのIDやパスワードが必要。
会社のパソコン、家のパソコン、スマホとハードだけでも幾つもパスワードが存在するしさらにネットバンキングやネットショップ、ゲームなどのパスワードを含むと一体どれだけのIDやパスワードを管理しなければいけないんだろう?

安易にパスワードを共通化して使おうものなら、ハッカーなどの悪い人の恰好の餌食になっちゃうし…どうすればいいんだ?

圧倒的な操作数の削減

そこで役立つ機能が虹彩認証や指紋認証と言った生体認証です。

なぜ?

それは圧倒的な操作数の削減が出来ることと唯一無二ということです。

操作数に関して、一般的な8ケタのパスワードと比べてみると…

画面ONで1タッチとパスワード入力で8タッチとENTERで1タッチ合計で10タッチもしないと認証解除が出来ない。

パターン認証だと画面ONで1タッチ、なぞって1タッチで合計2タッチ、スマホ特有のパターン認証は確かに便利だ
でも上手くなぞれなくて非常にイラついた経験があるのは私だけではないですよね。

どちらにしても、私のようなおっさんではロックを解除して使えるまで1秒ないし2秒もかかってしまう、これでは面倒くさい…
またお話したようにパスワードを使いまわさない場合、このスマホ用のパスワードはなんだっけ?と考える時間も発生してきそうだ。
また、私だけかもしれないが朝起きると子供が私のスマホを使っていることがあった。なぜ?ロックを掛けていたのに…
どうもパターン認証だと画面に痕跡が残りそれで解除をしたようだ。
なんとかしこい(親バカですね)…

そう考えると、生体認証は実にスマートに解除できる。
例えば指紋認証なら画面ONで1タッチ、指紋センサーをなぞる1タッチのたった2つの操作で利用可能です。

さらに、パスワードを覚えたり、パターンがうまくなぞれない時のイライラは解消される。

ただ、寝ているときに巧みに手を利用され、指紋解除なんかが出来る可能性もあるので注意してくださいね。

さらに虹彩認証なら画面ONの1タッチと画面を見るだけの実質1タッチで利用可能になるんです。

これなら面倒くさがり屋の方も有効な手段なのかもしれません。

本来セキュリティとは高くすれば利便性が損なわれると言われてきましたが、このarrowsの世界だけは別のようです。高いセキュリティを確保したまま利便性をさらに良くした事に「たいへんよくできました」スタンプをプレゼントしたいと思います。

ではまた来週!