arrows MAGAZINE

arrows研究所

2017.02.07 Tue

arrows研究所 第81回

ICカードの残高を調べられる!?

どうもI川です。

ちょっと聞いてくださいよ。
最近、電車に乗るときよく改札で「ピー」って止められてしまうんですよ。
残高不足で。
恐る恐る後ろを見てみると、とても怖い顔をした人達が立っていて「ゾッ」とするんです。

これどうにかなりませんかね?
お金を入れていたつもりなんですが、いつの間にか何かに使っちゃっているんですよ~。
便利だから自販機でジュース買ったり、コンビニでおにぎり買ったりと、いろんなところで「ピッ」とやっちゃうんです。
で、気づくと残高がなくなっている。

でも使う度に残高を記憶できるほど頭良くないし、電車に乗るたびに切符売り場に行って確認するのも面倒だし…

ん~んどうにかしたい。

と、そんな思いで、みなさんどうしているかを研究所の方々に聞いてみたんですよ。

そうしたところ、アプリでICカードの残高を調べられるよという情報を得たので、今回はICカードの残高を調べられるアプリを調査したいと思います。

あとあと、こんな話も聞きましたよ。
お子さんに塾や習い事に通うための交通系ICカードを持たせていたのですが、お金を入れすぎると子供が無駄遣いしてしまうので少なめにしていたら、塾から帰れないと連絡がきて、迎えに行く羽目になったとか。

でもICカードの残高を確認できれば、こんなことも減りますよね。

なので私も怖い顔でにらまれなくなるように頑張って調査したいと思います。

早々、調べることに。
インターネットで検索してみると、まあびっくり!
結構あるんですよ、「ICカード」の残高を確認できるアプリが。
ざっとあげると以下です。

  • ICカードリーダー ~Suica 残高チェッカー~
  • 全国のICカード これひとつ
  • ICカードリーダー by マネーフォワード
  • マルチ残高リーダFree
  • おサイフケータイ

など

今回は、ほとんどのarrowsにプリインされている「おサイフケータイ」と上記の中でGoogle Playでもっとも評価が高かった「全国のICカード これひとつ」を検証してみたいと思います。

おサイフケータイ

おサイフケータイは、モバイルSuica、楽天Edyなど複数の電子マネーサービスを1台のスマートフォンに登録でき、利用できるものですが、さらにICカードの残高も読み取れるということです。
早速私が持っているPASMOでやってみました。

うぉ~表示された!
こんな感じです。

やり方としては、

  1. おサイフケータイアプリを最新のものに「更新」する
  2. おサイフケータイを立ち上げ、4回横にスライド
  1. 「おサイフケータイをはじめる」をタップ
  1. ICカードに裏面のNFCマークをかざすだけ

※表示されない方は「設定」→「便利機能」→「NFC/おサイフケータイ設定」→「Reader/Writer,P2P」にチェックが入っているかを確認してください。

これは便利だな。
でも他のICカードも読み取れるのかな?

研究所のメンバーにも協力いただき、ICカードを幾つか用意してみましたので、試してみたいと思います。
用意したものは、

  • 免許証
  • WAON系のカード
  • nanaco
  • JALカードSuica
  • TOICA

の5点です。

結果は以下です。

  • 免許証
  • WAON系のカード
  • nanaco
  • JALカードSuica
  • TOICA

免許証以外は残高が読み取れ、nanacoはポイントも表示されました。

次は「全国のICカード これひとつ」を確認してみますね。

全国のICカード これひとつ

「全国のICカード これひとつ」は、全国各地のICカード乗車券の残高を確認できるだけでなく、利用履歴を中心に、カードによっては改札の入出場履歴、チャージ履歴、ポイント履歴などを確認する事ができるということです。

早速ダウンロードして試してみることに。
結果は以下です。

  • 免許証:何も表示されませんでした。
  • PASMO
  • WAON系のカード
  • nanaco
  • JALカードSuica
  • TOICA

免許証以外は残高、ポイントはもちろんのこと利用履歴が表示されました。
これがあれば、会社での交通費精算や家計簿への記録もかんたんにできそうですね。
さらには、交通系のICカードに関しては、改札/入出場履歴も表示されるので今は思いつかないですが、何かに利用できそうですね。

結論

ICカードの残高を調べるアプリはたくさんある。
かんたんに調べられるので便利である。
残高やポイントだけ知りたい場合は、「おサイフケータイ」が便利である。
交通費精算、家計簿への記録をする場合は、「全国のICカード これひとつ」が便利である。

今回ご紹介したアプリ以外もたくさんの種類がありますので、自分の利用方法にあったものを探してくださいね。
それではまた来週!

※ご注意
機種によりアプリケーションが対応していない場合があります。詳しくはGoogle Playにてご確認ください。また、本アプリの使用については、お客様の責任においてご利用ください。