arrows MAGAZINE

arrows研究所

2017.02.28 Tue

arrows研究所 第84回

arrowsでレコードを聞く!?

どうもI川です。
最近少しずつ暖かくなってきて、春がもうすぐなんだな~と感じている今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

春は、出会いと別れの季節とも言いますが、これから引っ越しされる方も多いんじゃないですか?
別れは辛いですが、新たな出会いが待っていると思うと胸弾みますよね。

でも引っ越しの問題は準備ですよね。
私は面倒くさがり屋なのでこれが特にきついです。
せっかくやる気を奮い立たせて頑張っているときに、懐かしいアルバムなんか出てきてしまって、見入ってしまい準備が進まない。
昔大切にしていたものが出てきて捨てようか、とっておこうか迷う…なんてことに。

実は、私も先日ちょっと実家に用があり顔を出した際、両親に「あなたが使っていた部屋を私たちのくつろぎスペースにするから、いらないものは捨てといて」と言われ、部屋を整理していたんですが、その時、出てきてしまったんです。捨てられないものが…

これです。これ!

学生時代、暇があればレコード屋に行き集めたレコード達です。
今ではレコードプレーヤーもなく、ただの飾りになってしまっていますが、でも良い曲などもあり、捨てたり、売ったりしたくないんです。

何か良い方法がないかと、webサイトを見ていたら、見つけちゃったんです!
いいものを。

マルチレコードプレーヤー!
何と、レコードはもとよりCD、カセットテープ、ラジオなどの再生もでき、さらにはレコード、カセットなどのアナログ音源をデジタル化してSDカードなどに録音ができるという優れものなんです!

これなら、大量のレコードを保管しなくても、SDカードだけを持っていれば懐かしのあの名曲を楽しめる。
さらに、microSDならそのままスマホで音楽が聞けちゃう!?
ってことは、大好きなあの曲もarrowsがあれば楽しめちゃう!

これはもう試すしかないと思い、すぐにポチッと購入ボタンを押してしまいました。

それで、ついに今日届いたんです。

早速箱を開けてみると、

見た目はなんかレトロな感じのするおしゃれなレコードプレーヤーが出てきました。
思っていたより小さい。
これで本当にレコードの音源をデジタル化できるのかなぁ~とちょっと不安に。
そんな不安を抱えながら、まずは普通にレコードを聞いてみました。

レコードプレーヤーの操作方法

  1. 「機能」ボタンを液晶画面に「PHON」が出るまで押す
  2. レコードをセットする
  3. レコードのスピードを選ぶ
  4. トーンアームの固定を解除してレコードの上に乗せる

う~ん!
懐かしい~。
そうそうこの音。
レコードってやっぱり味があっていいな~。
操作も普通のレコードプレイヤーと同じだし、これなら簡単にレコードを楽しめます。

続いて本題のレコードの音源をデジタル化してみることに。
今回はarrowsでも簡単に聞けるように、microSDにSDカードアダプタを利用し、録音してみたいと思います。

レコードプレーヤーで音源を録音(デジタル化)する方法

  1. SDカードを差し込む
  2. 「機能」ボタンを液晶画面に「CARD」が出るまで押す
  3. 液晶画面に「NOF」もしくは「001」などが表示されることを確認
  4. 「機能」ボタンを液晶画面に「PHON」が出るまで押す
  5. レコードをセットする
  6. レコードのスピードを選ぶ
  7. 「録音」ボタンを押す
  8. トーンアームの固定を解除してレコードの上に乗せ録音開始
  9. 終了したら「停止」を押す

録音時も通常に音楽が流れるので、レコードを楽しみながら録音もできちゃいます。
では、録音も完了したようなので、arrowsで再生してみることにします。

録音した音源をarrowsで再生する方法

マルチレコードプレーヤーからSDカードを抜き、arrowsにmicroSDカードを挿入。

その後はarrowsのKSfilemanagerで操作をします。

  1. 「KSfilemanager」を選択

  2. 「SDカード」を選択

  3. 「RECORD」を選択

  4. 「LINE_IN」を選択

  5. 音楽ファイルを選択

すご~い!
さっきまでレコードから流れていた音がarrowsから流れてる~!
よ~く聞いてみると、針をレコードの上に置いたときの音も入っていて、私にはすごく心地が良い。
こんな簡単に録音できちゃうんですね~。
これは便利だ!

※レコードで流している音をそのままデジタル化しているので、録音中は針が飛ばないよう気をつけてくださいね。

さらにカセットテープもデジタル化できるということだったので、カセットテープでもやってみたところ、レコード同様簡単にできました。
これなら、カセットテープの弱点である聞きすぎて音が擦り切れることもないし、すご~くいい!

皆さんも、もしレコードやカセットテープの保管でお困りの場合は、ぜひ活用してみてください。
通勤や通学の電車で録音した音楽を聴けば、当時の自分にタイムスリップできるかも。
よ~しレコード全曲録音するぞ~。

それではまた来週!