arrows MAGAZINE

arrows研究所

2017.07.18 Tue

arrows研究所 第102回

日本のSIMフリースマホは、これがマチガイない!
「arrows M04」発表会に行ってきました!

どうも!I川です。
毎日、ホントに暑いですね。
そんな中、さらに胸がアツくなるような出来事が!
SIMフリースマートフォン「arrows M04」がいよいよ発売になるのです。
7月10日、汐留にて、販売開始に先駆けて新作発表会が行われました。
今回は、その様子をレポートさせていただきます。

MVNO市場の拡大で多様化するスマホユーザー

「arrows」ブランドがMVNO(仮想移動体通信事業者)市場にSIMフリースマートフォンの提供を開始したのは、2014年のこと。その後、MVNOは右肩上がりに成長を続け、これからもまだまだ伸びていきそうです。発表会は、まず、こうした市場動向の解説からスタートしました。

解説役は、富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社 マーケティング・営業本部 マーケティング統括部 商品企画部部長今村誠氏。
「MVNO市場の裾野が急激に広がったことで、購入者も多様化してきました。今後は、事前に情報収集をしないタイプの人が増えると思われます」。

事前に情報収集をしないタイプというのは、50代以上の人が多いそうで、こうした背景も新商品開発の上では要件となります。

また、「arrows M」シリーズは、これまで01〜03を提供してきた中で、その堅牢・耐久性やワンセグ、おサイフケータイ、電池持ちなどの安心・安全な基本性能が高く評価されてきました。

これらの点を踏まえ、「arrows M04」の重点取り組みポイントは、評価されている〝基本〟にこだわりながら、50代以上のユーザーを意識したものとなっているとのことでした。

進化ポイント① 堅牢・耐久設計、しかも洗剤で洗える!

今回の「arrows M04」の進化ポイントについて、「安心の堅牢・耐久性」と「見やすい・使いやすい」など、今村氏は、下の写真のようなポイントをあげました。

まず、「安心の堅牢・耐久性」については、これまでの「arrows M03」が準拠していたMIL規格14項目にさらに9項目を追加。キッチンやお風呂といった水を使う場面や、キャンプ場などさまざまなシーンで安心して使えるのです。

しかも、内部の両側壁にステンレスフレームを追加、フロントホルダの厚みをアップさせるといった構造の工夫で、落下時の画面割れへの強化。「1.5mの高さからコンクリートに26方向」の落下試験をクリアというのも、大きな安心感につながります。

また、「堅牢・耐久性」をさらに快適に保つポイントがこちら。なんと、「arrows M04」は洗剤でキレイに洗うことができるのです。格安SIM・低価格SIMの利用意向者を対象とした調査では、“普段からスマホを洗って清潔に保ちたい”“必要に応じて汚れたら洗えたら便利”という回答が約80%という結果が得られています。

そのため、「arrows M04」は液体タイプの食器用洗剤や泡タイプのハンドソープできれいに洗える仕様となっています。汚れてもきれいにできるという安心感が、さらに利用シーンを拡げてくれそうです。

進化ポイント② シニア層でも見やすい、使いやすい「かんたんセット」搭載

「arrows M04」は、スマートフォン初心者やシニア層にも使いやすい機能を搭載。初期設定で「かんたんセット」を選択すると、ホームの文字の大きさや、アプリの表示など、見やすく、わかりやすい表示で使うことができます。

また、見やすいフォント&アイコンに切り替えることができる「はっきり文字」や、ワンタッチで画面をズームできる「いつでもズーム」、さらに、文字を拡大できる「拡大鏡」などの機能も搭載。
このほか、シニア層がより快適に利用できるような機能として、利用者の歩数を毎日自動で通知する「歩数お知らせメール」や登録番号以外からの電話着信に対応する「迷惑電話対策機能」なども備わっています。

進化ポイント③ シャッターチャンスを逃さず、キレイに撮る!

「arrows M04」は、カメラの画像処理エンジンも進化。色の再現性が高く、よりキレイに思い出が残せるように。また、シャッターを押してから撮るまでのタイムラグがゼロになり、シャッターチャンスを逃さずに撮影することができます。

一方、インカメラには、グループショットなどを撮りやすい広角レンズを採用。顔がキレイに撮れる美肌補正や、暗いシーンでも明るく撮れる、インカメラフラッシュ&暗所合成など、よりカメラが楽しめるようになりました。

進化ポイント④ “基本”にもしっかりこだわる!

そして、これまでもMVNOユーザーから評価されてきた“基本”部分もしっかり充実です。安心の電池持ちや、キャリア携帯と同様におサイフケータイにも対応。さらに、「arrows」こだわりのアンテナも内蔵されているので、緊急時や災害時でも、いつでもすぐにテレビが見られます。

また、日本製「arrows」ならではのうれしい心遣いもいろいろ。基本的な操作方法を見やすい文字とわかりやすい内容で紹介した「かんたん操作ガイド」を同梱し、国内コールセンターでもユーザーの困りごとをサポート。故障の際のスピード交換、データ復旧サービス(有償)といった体制が整っているのも、ユーザーには心強い限りです!

進化ポイント⑤ 上質なカジュアル感のあるデザイン

デザインについては、ここまで解説していた今村氏から、選手交代。富士通デザイン株式会社 チーフデザイナー 黒澤悠氏が解説を担当しました。

デザインのコンセプトは「50/50 lite」。フロント側には信頼の堅牢性、リア側は手にやさしい心地よさ、2つの異なる印象を融合させたデザインになっています。

全体としてはカジュアルな印象ながら、ボタン部分にはスピンドル加工を施すなど上質感のある仕上がりに。背面のサラリとした質感も心地よい特徴です。

カラーバリエーションは、標準色の白、黒に加え、専用色としてゴールド、グリーン、デニムブルーの3色を用意。1つの色に対して2つの質感をもったトーン オン トーンデザインが色をより美しく見せています。

タッチ&トライで、「arrows M04」の魅力を実感!

新作発表会の後は、会場でタッチ&トライです。
まずは気になる堅牢性。
フロント面を思いっきり押してみましたが(全体重をかけて押しました!)、スマートフォンには押した跡すら残りませんでした。

さらに、落下試験ももちろん体験。1.5mの高さから、コンクリートに落とします。
繰り返し落としても、傷もカケもなし。

ちなみに実際に落下させた動画がこちらです。

続いて、向かったのがスマートフォンを洗えるデモンストレーションコーナー。

女性スタッフが食器を洗うように丁寧にスマートフォンを洗います。手あかで汚れたスマートフォンが洗ったあとはピカピカに。アンテナジャックなどに入り込んだ泡も水でしっかり洗い流すのがコツだとか。

念入りにハンドソープで洗っている動画がこちら。

次に、カメラコーナーでは、色の再現の違いをチェック。
同じ被写体を「arrows M03」と「arrows M04」で撮影して比較してみると、M03(黒いボディ)は全体がやや青みがかって見えます。M04(白いボディ)のほうが被写体の色に近く、またよりクリアな印象でした。それにシャッタースピードが速い!一瞬でシャッターがきれ、シャッターチャンスを逃すということもなさそうです。

そして、最後にシニア層のユーザーを意識した「かんたんセット」のコーナーに。
従来の表示と比べてみると、その差は一目瞭然。文字の大きさだけでなく、太さも違います。
はっきりくっきり見えるのは、誰が使ってもストレスがないですね。

ガラケーから新しくスマートフォンに移行する人でも、シニアの人でも見やすく、使いやすい。しかも画面が割れにくく、丈夫で長持ち。さらに洗剤で洗えるなど、いろんな意味で「arrows M04」ならマチガイなしです!SIMフリーのスマートフォンに関心のある人は、ぜひ一度手にとって、試してみてください!

それではまた来週!