arrows MAGAZINE
ただいまarrows使用中!
2016.10.27 Thu
ただいまarrows使用中! 第19回
アプリの通知がリアルタイムに届かない場合、「電池の最適化」を試してみよう
こんにちは。「ねんざブログ」の、ねんざBです。
「arrows SV F-03H」を使いはじめてから、ちょっと困ったことを経験しまして。
SNS等のアプリの通知がリアルタイムに届かないなあ、と感じることが時々あったんです。
それまでは、例えばTwitterでメンションを受けると、端末がブルッと震えて通知が来るので、すぐに反応して返信したりすることができました。
それが「F-03H」を使い始めてからは、しばらく端末を触らなかった後、端末を手にとってロックを解除するとバババッと、まとめてSNS等の通知が一気に入ってくるんです。あれ、これ連絡もらってからけっこう時間経っているぞ。見逃しちゃってたぞ、と。
これはどういうことだろう、と思って調べたところ、おそらくの原因と解決方法がわかりました。
バッテリー持ちを良くする「Dozeモード」のしわざ?
「arrows SV F-03H」はAndroid 6.0が搭載されているのですが、実はこのAndroid 6.0から「Dozeモード」という機能が搭載されたそうです。
ユーザーが端末を操作していないときに、自動的にアプリの動作を停止して、バッテリーの消費を抑える機能です。
デフォルトだと、ほとんどのアプリが「電池の最適化」が有効化された状態になっているので、省電力をしたい方もあらためて設定する必要はありません。
しかし、「電池の最適化」が有効になっているアプリは端末がスリープ状態になっているときにユーザーへの通知が行われなかったり、新聞等のアプリなどでもバックグラウンドでダウンロードを行わなかったりすることがあるようです。細かな挙動はアプリの仕様により異なるようで、例えば「Twitter」アプリだと、ダイレクトメッセージは「Dozeモード」中でもすぐに通知されますが、メンションは通知しなかったりするようです。
おそらく、ぼくのF-03Hも、この「Dozeモード」が機能してtwitterのメンションの通知が即座に受け取れない、という現象が起こっていたのでしょう。もちろん、端末を手にとってひらけば確認はできるんですけどね。すぐに通知がわかったほうがありがたいじゃないですか。
「電池の最適化」を無効にする方法
「電池の最適化」は、アプリ単位で無効にすることができます。「F-03H」では、
「設定」>「端末管理」>「アプリケーション」>「詳細設定」
と進んだ中に「電池の最適化」。
すると「最適化していないアプリ」の一覧画面が表示されます。これを「すべてのアプリ」に切り替えます。
「すべてのアプリ」一覧から、「電池の最適化」を無効にしたいアプリを選択し、「最適化しない」を選んで「完了」します。これで該当のアプリは「電池の最適化」が無効になった状態になります。
「電池の最適化」を有効に戻したい場合も同様の手順です。
これで端末がスリープ状態になっている場合でも、該当のアプリでの通知がすぐに届くようになりました。
もちろん電池の持ちについては「電池の最適化」を有効にしている状態の方が良いと思います。どちらをとるか考えて「電池の最適化」設定を見直してみると良いかもしれませんね。
なお、端末がスリープ状態じゃないのに通知が届かない、といった場合は、「電池の最適化」ではなく、アプリ自体の設定で通知をオフにしているかもしれません。この場合は、そのアプリを起動して設定を確認してみてください。
それではまた!