arrows MAGAZINE

ただいまarrows使用中!

2017.01.19 Thu

ただいまarrows使用中! 第29回

「F-01J」から消えた「プライバシーモード」の代替案を考える

こんにちは。「ねんざブログ」の、ねんざBです。

「arrows」シリーズ、というか富士通の携帯電話はフィーチャーフォンの頃から「プライバシーモード」という機能が搭載されていました。

「プライバシーモードがあるから富士通を選んでいる」、という声もあったとか、なかったとか。まあ、誰しも人に見られたくない情報があったりしますよね。とりわけ、人に見られたくない「隠密行動」をとる方たちには、とても重要な機能だったんじゃないでしょうか。


2016夏モデル「F-03H」には「プライバシーモード」があった

しかし、最新機種「arrow NX F-01J」には、この「プライバシーモード」、搭載されていないんです。これは隠密の方々、ピンチ!?

そこで「プライバシーモード」のない「F-01J」でも、こっそり隠密行動ができないか、考えてみました。

ロック画面には虹彩認証などのセキュリティで本人以外解除できなくするのはもちろんです。また、このロック画面に人に見られたくない通知が表示されないような設定も忘れずに行っておきましょう。


「設定」>「ロック・セキュリティ」>「通知の表示方法」で「プライベートな通知内容を表示しない」

「マルチユーザー機能」の活用

さらに機密情報を守るためにはどうしたらよいか。思いついたのが「マルチユーザー機能」の利用です。

家族で1台のパソコンを共用している方なんかには、馴染みがあるかもしれませんが、最近のAndroidではパソコンのそれと同様に複数のユーザーを切り替えて利用できる機種も多いんです。

これを利用し、隠密行動時にはメインユーザーとは別の隠密専用ユーザーに切り替えて活動すると機密情報を守れる可能性が高まるのではないでしょうか。

「マルチユーザー機能」の使い方

「F-01J」でマルチユーザーを利用する場合には、「設定」>「端末管理」>「ユーザー」と進み、「ユーザーを追加」から新しいユーザーを作ることができます。

新しいユーザーを作ったら、メインのユーザーと同様に一通りのセッティングは行いましょう。電話帳に1件も登録されてなかったりすると、明らかにダミーだとバレますからね。

ユーザーを切り替える際には、上部からメニューを引き出して、画面右上にある人物のアイコンをタップします。


「メインユーザー」以外に「隠密行動」ユーザーを作成してみた

この画面から使用するユーザーに切り替えることができます。もちろん、切り替えの際に虹彩認証などのセキュリティロックを掛けておくのは忘れずに。

これで、「隠密行動」をとる際には隠密専用ユーザーに切り替え、「隠密行動」が終わったら「メインユーザー」に戻す、という使い方ができます。

ただ、このマルチユーザーの画面を、万が一、ひとに見られてしまうと危険です。メインユーザー以外のユーザーがあるのは、明らかに使い分けてるのがミエミエ。

そこで、考えました。

「隠密行動」専用ユーザーの名前を工夫しましょう。でも「仕事用」なんて名前にしちゃうとすぐに疑惑を持たれそう。

ここは「ゲスト」という名前をつけちゃいます。「マルチユーザー機能」では、元から「ゲスト」ユーザーを追加して使用することができるんです。それを逆手に取って「ゲスト」ユーザーではないのに「ゲスト」と名付けることで、もし画面を見られても使い分けていることを紛らすことができる、という策です。

「ゲスト」じゃないのに「ゲスト」という名前でごまかす。

どうでしょう。ダメですかね?

正直、以前の「プライバシーモード」の方が、切り替えもカンタン、隠していること自体も隠せる、という徹底ぶりだったので、隠密行動をとる方々にはとても便利な機能だったでしょうね。しかし、「F-01J」には搭載されてないのでしかたありません。隠密のみなさん、なんとか工夫して頑張りましょう。

ということで「プライバシーモード」の代わりに「マルチユーザー機能」を活用してみては、というご提案でした。なお、くれぐれも隠密行動は自己責任でお願いしますね。

それでは、また。