arrows MAGAZINE
arrowsマニア情報局
arrowsマニア情報局 第18回
暇つぶしにはもってこい!? arrowsで航空機の機内Wi-Fiサービスを使ってみよう!
arrows @をご覧の皆様、「せう」です。こんにちは。生まれて初めて「垢すり」をしてもらって、お肌がツルツルです。どうでもいいですね(
飛行機の機内Wi-Fiってどうなんでしょうね?
皆さんは、航空機内でWi-Fi(無線LAN)サービスを使えるサービスがあるのをご存知でしょうか?
日本だと、JAL(日本航空)が2012年に初導入して以来、順次サービスを拡大しています。また、ANA(全日本空輸)も国際線でサービスを開始していますが、JALと比べると導入スピードはゆっくりです。
【日本航空】
【全日空】
※国内線は2015年度内導入予定
機内のWi-Fiって、どのくらい使えるものなのでしょうか。とりあえず「arrows NX F-02H」をJAL SKY Wi-Fi対応航空機に持ち込んで使ってみました。
「携帯電話オプション」か通知パネルスイッチで「機内モード」に
まず、飛行機に乗り込んだら、事前にarrowsを「機内モード」(無線を全部オフにする機能)を有効にしましょう。arrowsの場合は、電源キーの長押しで出てくる「携帯電話オプション」か、通知パネルスイッチで機内モードにできます(Android 4.4までのARROWSの場合、通知パネルスイッチの設定次第では出てこない場合があります)。
飛行機内では、原則として電波を発する機器を使うことはできません。この作業を忘れると、航空法違反に問われる場合がありますので気を付けてください。
飛行機のマークが出ればOK
機内モードになると、アンテナピクトの代わりに飛行機マークが出ます。これで、arrowsは一切の電波を発しない状態になります。
機内のマニュアルをよく読みましょう
機内Wi-Fiサービスに対応した機材の場合、シートポケットに接続ガイドが入っています。arrowsを機内モードにしたら、このガイドを参考に接続をしていきます。
Wi-Fiをオンにして、指定のアクセスポイントに接続
JAL SKY Wi-Fiの場合、離陸から5分後から着陸の5分前までサービスを使えます。離陸から5分経ったら機内モードのままWi-Fiをオンにします。その後、マニュアルに記載されているアクセスポイント(gogoinflight)に接続します。
接続できると専用ポータルへリダイレクト
接続後、ブラウザを開くと自動的にJAL SKY Wi-Fiの専用ポータルサイトにリダイレクト(転送)されます。「仕事がはかどる、空の上で!」というバナーが「空中でも仕事をしろ」という無言の圧力を感じてしまいます(
機内エンタメと飛行位置情報は無料でOK
この状態で、機内エンターテインメントと、飛行位置情報は無料で利用できます。動画の数はちょっと少なめな気もしないわけではないですが、暇つぶしには結構良い感じです。飛行位置情報もなかなか便利です。
インターネット接続は有料です
JAL SKY Wi-Fi(国内線)は、Gogo社の「Gogo inflight services」を利用しています。外部インターネット接続したい場合は、「Gogoアカウント」を作成し、クレジットカードを登録しておく必要があります。機内でも登録作業はできますが、もしもインターネット接続を使うと分かっている場合はアカウントを事前に作っておくことをお勧めします。また、他の航空会社でGogo inflight servicesを利用したことがあれば、その際に作成したアカウントを使っても構いません。
JAL SKY Wi-Fi(国内線)は、「時間制プラン(30分)」と「フライトプラン(時間制限なし)」があります。時間制プランでは、機器や航行距離にかかわらず400円/30分で利用できます。フライトプランは、機器と航行距離によって料金体系が異なります(下表参照)。「スマートフォン」プランを利用した場合、その名の通りにスマホしか使えないので、フライト中にPCやタブレットを使う可能性がある場合は、割高でも「ラップトップ&タブレット」プランの購入をお勧めします。ラップトップ&タブレットプランはスマホでも使えますが、逆は購入し直しになってしまいます。
~450マイル | 451~650マイル | 651マイル以上 | |
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スマートフォン | 500円 | 500円 | 700円 |
ラップトップ&タブレット | 500円 | 700円 | 1,200円 |
空の上からインターネット
アカウントを作成し、クレジットカードの支払いが完了すると、空の上からインターネットができます。ただし、ポータルの注意書きにもあるとおり、ストリーミング配信の動画配信サービス(Hulu、Netflix、U-NEXTなど)は利用できません。また、それと同様の理由で、LINEやFacebook Messengerなどはリアルタイム性が確保できません。メールチェックやその返信、簡単なWebブラウジングに使うことをお勧めします。
Twitterもはかどる
もっとも、筆者が空の上からやっていたのはもっぱらTwitterとFacebookなんですけどね(((