arrows MAGAZINE

arrowsマニア情報局

2016.09.30 Fri

arrowsマニア情報局 第48回

続:通勤・通学のお供にもピッタリ! マンガ・電子書籍アプリを使ってみよう!(無料アプリ編その2)

arrows @をご覧の皆様、「せう」です。体調もようやく元通りになりました。高飛び用のホテルも確保できて、1週間「ホームレス」になることだけは避けられました。良かったです(


出版社も公式アプリ出してます!

前回、2つの無料電子書籍(マンガ)アプリをご紹介しました。今回は、続けて出版社が手がける主な公式無料電子書籍アプリをご紹介します。

マンガワン(小学館)


10分/半日読めます!

マンガワン」は、小学館が手がける無料マンガアプリです。オリジナル作品だけではなく、Webマガジン「裏サンデー」に掲載されている作品や過去に「週刊少年サンデー」に掲載されていた作品などを無料で読めます。

ただし、システムが独特で、Androidアプリの場合は無料で読めるのは半日あたり10分まで(毎日9時と21時に時間をリセット、一部話数は時間無制限)となります(※1)。それ以上読みたい場合は……

  • 無料時間を15分に延長するオプションを購入する(300円/30日)
  • 追加時間を購入する(100円/15分~6000円/24時間の6種類の中から選択可能)
  • リワード(※2)で追加時間を入手する(入手できる時間はリワードの種類によって変動)

のいずれかの方法をとることができます。購入する場合は、Google Playのアプリ内課金となります。追加時間を購入・入手すると「チケット」を1~60枚もらえます。このチケットは、オリジナル作品の「ちょい足し」(追加エピソードやおまけ)の閲覧や「プレミアム投票」(チケット1枚で10票投票できる制度)に利用できます。なお、チケットはアプリ内課金を使って単品購入(100円/5枚または800円/50枚)も可能です。

掲載作品は結構入れ替わりがあるので、ある意味でいつでも新鮮です。また、女子向けコミック作品も充実していることもウリです。人気のオリジナル作品は小学館からコミック化されることがあり、アプリ内から購入先一覧(書籍通販・電子書籍サイト)にジャンプできます。

(※1)iOS(iPhone/iPad)アプリでは話数単位で管理する「ライフ制」となっています。無料ライフは4話/半日で、繰り越し不可です。リセット時間はAndroidアプリと同様に9時・21時となります。

「無料」で読む場合、Androidアプリでは10分以内に何話読んでも構いませんが、1話をじっくり読んでいると時間切れになる可能性があります。それに対し、iOS版は半日あたり4話までしか読めませんが、1回開いたものはじっくり読んでも構いません。ただし、ある話数を読んで、いったん別の話数に行ってまたある話数に戻る場合、「3話」とカウントされてしまうので注意です。

iOSデバイスと併用、あるいはiOSデバイスからarrowsなどに乗り換えた場合は、ルールの違いに注意しましょう。

(※2)指定するアプリのダウンロード・課金やサービスへの加入・課金をすることで追加時間をもらえます。リワードで入手した追加時間には、一律でチケットが1枚添付されます。

少年ジャンプ+(集英社)


有料ですが「週刊少年ジャンプ」も読めます

集英社が提供する「少年ジャンプ+」は、名前の通り「少年ジャンプ」に連載されているマンガのスピンオフ作品や連載作品の一部や、少年ジャンプの連載を目指す「ジャンプルーキー」の作品をを無料で読めます。また、不定期ながら「ジャンプコミックス」の一部を期間限定ながら無料で読めるイベントを開催することもあります。

「週刊少年ジャンプ」や「ジャンプSQ.」の誌面を毎週有料購読(※3)する機能や、「ジャンプコミックス」を購入する機能もあります。購入したものは、無期限で閲覧可能です(定期購読分は、定期購読していた期間の分について無期限)。別途無料の会員登録しておくとPCブラウザ上でも購入・購読したものを読めます。支払いはGoogle Play決済、キャリア決済(ドコモ・au・ソフトバンク)、プリペイド決済(WebMoney・NET CASH・BitCash)とクレジットカード決済に対応しています(※4)。

筆者の周囲では、無料マンガよりもむしろ週刊少年ジャンプの定期購読を目当てにこのアプリを使っている人が多い感じです(

(※3)定期購読の料金は以下の通りです。
週刊少年ジャンプ→900円/月(「ジャンプNEXT!!」の追加購読も可能)
ジャンプSQ.→1500円/3カ月(「ジャンプSQ.CROWN」も含む)

(※4)定期購読の支払いにクレジットカード決済を利用する場合、国内で発行されたカードのみ対応します。

なお、会員登録で他のプラットフォームでも購入・購読したコンテンツを共有する場合、PC(Webブラウザ)を使って登録した方が面倒が少なくなります。詳しくはこちらを読むと察することができると思います。

マガジンポケット(講談社)


少年マガジンのマンガが読めます!

講談社が提供する「マガジンポケット」は、「週刊少年マガジン」と「別冊少年マガジン」に掲載されているマンガの一部を無料で読めるほか、3~5週間前に発売された週刊少年マガジン(※5)と、2カ月前に発売された別冊少年マガジンを無料で閲覧できます(別冊少年マガジンについては作品ごとに順次配信)。オリジナル作品も無料で読めます。

また、週刊少年マガジンの定期購読機能(月額840円)(※5)や連載マンガの単話購入(※6)機能もあります。いずれもアプリ内課金となります。

(※5)アプリで配信される週刊少年マガジンには、以下の事項に注意が必要です。

  • 連載マンガのうち「はじめの一歩」は掲載されていません(他の作品はあります)
  • 連載マンガのうち「七つの大罪」は後日無料公開分と定期購読分で閲覧できる内容が異なります
    無料公開分→傑作選(当該号に掲載されている話数ではない)
    定期購読分→通常通り(当該号に掲載されている話数を掲載)
  • グラビアページやその他一部の記事が省かれています

(※6)一部の作品は単話購入できません。

次回は、有料配信の電子書籍・マンガアプリを紹介する予定です。お楽しみに!

※ご注意
機種によりアプリケーションが対応していない場合があります。詳しくはGoogle Playにてご確認ください。
また、本アプリの使用については、お客様の責任においてご利用ください。