arrows MAGAZINE
arrowsマニア情報局
2017.03.10 Fri
arrowsマニア情報局 第67回
arrowsで始めるテザリング
arrows @をご覧の皆様、「せう」です。自分の周囲では「Nintendo Switch」が盛り上がっていますが、僕は買っていません。理由は察してください()
ポータブルゲーム機と一緒に使って便利な「テザリング」!
さて、Switchに限らず、「ニンテンドー3DS」や「PlayStation Vita」など、ポータブルゲーム機はスマートフォンの「テザリング」機能を使うと外出先でもネット対戦ができて便利です。また「FMV LIFEBOOK」など、ノートパソコンでもテザリングを使うと外出先でネットが使えて便利です。
今回はarrowsブランドのAndroidスマートフォン・タブレットでテザリングする方法を簡単に紹介します。
テザリング方法は3つある
テザリングは「USB」「Wi-Fi」「Bluetooth」の3方法がある
「テザリング(Tethering)」とは、他の機器とネットワーク接続を共有する機能のことです。現行のarrowsスマホ・タブレットでは、USBテザリング、Wi-Fi(無線LAN)テザリング、Bluetoothテザリングの3方法が使えます。それぞれのメリット・デメリットをまとめるとこんな感じです。
メリット | デメリット | |
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USB |
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Wi-Fi |
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Bluetooth |
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(※)Android 6.0以降ではOSレベルでWi-Fiテザリングの周波数帯切り替え機能があるが、arrowsではこの機能が「無効」とされており2.4GHz帯テザリングにのみ対応している。
ポータブルゲーム機ではWi-Fiテザリングを使うことになります。ノートパソコンなら機種次第ですがどれでも使えます(少なくともUSBテザリングは使えるでしょう)。
テザリングの始め方
3つのテザリング方法は同時に有効化できます
arrowsのテザリングメニューは端末設定の「データ通信・機内モード」→「テザリング」からアクセスできます。有効化したテザリング方法のスイッチをONにするだけで利用できるようになります。ただし、USBテザリングは、USBケーブルを接続してパソコンから認識されている状態でないとスイッチを入れられません。
Wi-Fiテザリングの詳細設定
Wi-Fiテザリングの場合、ネットワーク名(SSID)やセキュリティ(暗号化方法)、パスワード(暗号化キー)を設定できます。Android標準のWi-Fiテザリングはセキュリティについて古い「WEP」を選択できないようになっており、多くのメーカーはそれに従っていますが(中には「Open(暗号化なし)」を使えなくしている場合も……)、arrowsは過去の機器との互換性を重視してか、WEPも使えるようになっています。
WPSによる簡単設定もできます!
Wi-Fiテザリングについては、WPS(Wi-Fi Protected Setup)方式による簡単接続設定も可能です。対応機器では、パスワードを入力せずにセットアップできます。
Wi-Fiテザリングは通知パネルスイッチからON/OFFできます
Wi-Fiテザリングは、通知パネルスイッチからON/OFFの切り替えが可能です。ただし、過去にWi-Fiテザリングを使ったことがない場合、利用開始前にWi-Fiアクセスポイント設定(2つ前の画像)が出てきます。設定を保存さえすれば、それ以降はダイレクトにON/OFFできます。
テザリングの注意点
データ通信料には注意しましょう
テザリングは非常に便利なのですが、特にパソコンで使うと、データ通信量が多くなります。データ通信のプラン・サービスによっては、あっという間に「天井」に達してしまう場合もあります。気を付けましょう。
「中の人」へのテザリング機能に対する要望(おまけ)
とあるメーカーではWi-Fiテザリングでその他のWi-Fiを「中継」できます
arrowsテザリング機能については、おおむね満足しているのですが、今現在で6つの他メーカーのAndroid端末を並行して使っている身からすると、「arrows(富士通コネクテッドテクノロジーズ)、もっと頑張ってほしいなぁ」と思うこともあります。
とりわけ、某S社が実装しているWi-Fi中継機能は特に実現してほしいところです。海外旅行などでホテルに滞在している時に、スマホをWi-Fi中継機代わりに使えてとても便利なのですよね。「人に寄り添う」arrowsであれば、このような便利機能があっても良いと思うのですが、いかがでしょう?(チラチラ