arrows MAGAZINE

arrowsマニア情報局

2018.07.06 Fri

arrowsマニア情報局 第129回

いつの間に!? K型番のarrowsでシャットダウン画面が変わった件

arrows @をご覧の皆様、「せう」です。先週末、緊急帰省しました。別に両親に何かあったとか、自分や兄妹にトラブルがあったとかそういう訳ではなく、単に実家のテレビが壊れたということでの緊急対応でした。いやあ、普通列車1本で東京駅から帰れるって、幸せですね(


皆さん、arrowsの電源を切ったり再起動したりします……?

さて、arrowsの電源キーを長押しすると出てくる「携帯電話オプション」。ここで端末のシャットダウン(電源OFF)や再起動をしたり、機内モードのON/OFFしたりできますが、実は「arrows NX F-01K」以降(※)においてシャットダウンの確認画面がちょっと変わり、「arrows Be F-04K」ではシャットダウン中の画面もちょっと変わったのでご紹介します。

  • ※ F-01Kの場合は、新しめのソフトウェア更新を適用する必要があります。端末の初期ソフトウェアでは、これから説明する画面が表示されません。

シャットダウン確認画面に「トレイの確認」が出るようになった


図示しないと分からない人が多いということでしょうか……?

先ほどの「携帯電話オプション」から「電源を切る」を選ぶと、シャットダウンするかどうか確認する画面が出ます(実はメーカーによっては確認がないこともあります)。arrowsの場合、今までは単に「携帯電話の電源を切ります。」と、確認は文字だけだったのですが、F-01K以降の機種ではUIM(SIM)カードやmicroSDカードを挿入する際にトレイを用いるように促す(?)文と絵が挿入されるようになりました。

実は、F-01K以降の機種ではトレイの構造がそれ以前の機種から変わっていて、両カードを1つのトレイの上に載っけて本体に挿入するようになっています。以前からarrowsを使っている人への「警告」ということなのでしょうか。

シャットダウン中(と再起動中)の画面が変わったF-04K


シャットダウン中や再起動中の画面も変わりました

F-04Kでは、シャットダウン中と再起動中の画面も変わっています。具体的にはダイアログボックスではなく画面全体をグレーアウトした中に「シャットダウン中…」「再起動しています…」と文だけ出るようになりました。

実はこれ、Android 8.0以降のOS標準仕様に近いのです。Android 8.1のOS標準(Google Pixel/Nexus向けソフトウェア)だと、先ほどの携帯電話オプションも電源ボタンのそばに表示されるようになったのですが、そこまでは変更しなかったようです。

時代の流れなのか、arrowsもOS標準の“まま”にする部分が増えてきたようです(他社のAndroid端末も傾向は同じ)。ただ、全部標準のままにしてしまうと、メーカーの独自要素がなくなって差別化が難しくなるという諸刃の剣……。

Android端末を作るメーカーにとっては、なかなか難しい時代になったのかもしれません。