arrows MAGAZINE
arrowsマニア情報局
2018.09.14 Fri
arrowsマニア情報局 第138回
追いかけろ!
「arrows Be F-04K」と行くレトロ自販機の旅(その4)
arrows @をご覧の皆様、「せう」です。陽気がだんだんと秋めいてきました。1年がずっと春か秋ならすごしやすいんですけどね()
これ、全部自販機から出てきたんだぜ……(コショウを除く)
前回は、「arrows Be F-04K」を使って撮影した写真でハンバーガー自動販売機とトーストサンドイッチ自動販売機を紹介しましたが、今回もレトロな自販機を紹介します。
べんとう自動販売機(津上製)
これ、みんな弁当売ってるんだぜ……
ツガミ(旧・津上)といえば、旋盤(工作機械の1つ)で有名ですが、昔は「べんとう自動販売機」なるものを製造・販売していました。
この自販機は今まで紹介してきたものの中では恐らく一番シンプルで、調理済みの弁当(を含む食品)を保温して販売するものです。
しかし、シンプルゆえか、今まで紹介してきたレトロ自販機の中でもレア度はとびきり高く、存在が確認されているのは千葉県と茨城県にそれぞれ1箇所ずつのみ。マジかよ的な()
お弁当と対面
お金を入れてボタンを押すと、弁当が出てきます。このお店の場合、レアな自販機が4台あり、そのうち3台が稼働していました。弁当は種類も豊富だったのですが、結構売り切れていました。弁当を食べている間に観察した限り、地元の人たちが家族分まとめて買って帰ることが多いようです。
なぜか「白飯」と「赤飯」も売っていました。前者は、同じ自販機で売っているレトルトカレーと組み合わせるために用意されているのですが、後者はなぜあるのかよく分かりません……w
ちなみにこの店で稼働していなかった自販機は「赤飯専用」で、稼働している自販機で売っているものよりも大きなサイズに対応しているものです。事前に注文すれば、大きなサイズの赤飯を作ってくれるそうです。
飲料の自動販売機(メーカーいろいろ)
懐かしくて涙が出る……(真ん中のやつは販売休止中)
パック飲料自販機
ビン飲料自販機も
世の中にはいろいろな自販機がありますが、一番見かけるのはやはり飲料動販売機でしょう。
1980年代~1990年代に稼働していた飲料自動販売機は、古いお店の軒先にオブジェ的に残っているというケースが多いのですが、探せば稼働しているものもあります。
画像で挙げた「缶」「パック」「ビン」の自動販売機そのものは、昔のものよりも(当たり前ですが)機能的に進化した現行機種もあります。しかし、極限までシンプルな古い機種も味わい深くて良いものです。
ということで、F-04Kと行くレトロ自販機の旅は、これでいったん終わり。次回からは普通(?)のarrowsマニア情報局に戻る……はずです。お楽しみに!