arrows MAGAZINE

arrowsマニア情報局

2019.04.26 Fri

arrowsマニア情報局 第163回

思い出は自動バックアップ! 「クラウドストレージ」を使ってみよう(利用準備編)

arrows @をご覧の皆様、「せう」です。引っ越し、一応終わりました。しかし、光インターネットの工事が月末になってしまうそうです。まさかのブロードバンド難民です。ヤバいです()


思い出の写真をどんどんバックアップ!(写真はイメージです)

前回は、写真を自動バックアップできるアプリがありますよという旨をお伝えしたわけですが、今回はどうすれば自動バックアップできるのか、アプリ別にご紹介します。

Googleフォト(Google Photos)


起動時にこんな画面が出てきたらオンにするだけでOK

「Googleフォト」の場合、初回起動時など、画像の自動バックアップが未設定だと起動してすぐに設定を促す画面が出る場合があります。その場合は、画像で示した通りスイッチをオンにしてから「確認」をタップするだけで自動バックアップが有効になります。


設定も変更できます

ただし、単純にスイッチオンにしただけだと、標準設定の「高画質」「モバイルデータ通信での自動アップロードオフ(Wi-Fi環境でのみ自動アップロード)」のままです。もしも設定を変えたい場合は先ほどの画面にある「設定を変更」のリンクをタップすれば設定変更画面が出てきます。

設定変更後、戻るキーで戻ると先ほどの画面に遷移するので、改めて「確認」をタップしましょう。


もちろん、後から設定もできます

先ほどの設定画面が出なくても、Googleフォトのメニュー(「≡」アイコン)をタップして、「設定」→「バックアップと同期」と進めば設定を行えます。標準設定では、各端末の写真フォルダのみがバックアップされますが、それ以外に画像の保存フォルダがある場合は(例:スクリーンショットの保存フォルダ)、別途設定をすることで自動バックアップ対象に含められます。

OneDrive


OneDriveも起動時にこんな画面が出ることがあります

「OneDrive」の場合も、初回起動時などに自動アップロードの設定を促す画面が出る場合があります。その場合は「カメラのアップロードを開始」をタップすれば写真の自動アップロードが有効になります。

そのまま有効にするとWi-Fi(無線LAN)接続中のみ自動アップロードされるので、モバイル回線でも自動アップロードしたい場合は、「カメラのアップロードを開始」をタップする前に「この設定を変更」をタップして設定を変更してください。


充電中にアップロードする設定も可能です

もちろん、後から設定することもできます。OneDriveアプリのトップ画面で「自分」→「設定」→「カメラアップロード」とタップすると設定画面に行けます。

OneDriveの標準設定は各端末標準の写真フォルダと動画フォルダ(ここ意外とポイント)を自動アップロードするので、それ以外の写真・動画フォルダをアップロードしたい場合は「追加のフォルダー」をタップして設定してください。また、容量が大きい動画を自動アップロードしたくない場合は「動画を含める」のスイッチをオフにしてください。

OneDriveの面白い点は、「充電中にのみアップロード」というオプションがあること。読んで字のごとく、端末が充電中にのみ自動アップロードをする設定です。これも、使い方次第では便利なオプションです。

Dropbox


「写真」を開いて[カメラアップロードをオンにする]をタップすれば自動アップロードを有効化できます

「Dropbox」の場合、アプリを開いてメニュー(「≡」アイコン)から「写真」を選ぶと、自分のアカウントで同期済みの写真が出てきます。その一番上にカメラアップロードの設定ステータスが出てくるのですが、写真の自動アップロードを有効にしていない場合は「カメラアップロードをオンにする」となるので、そこをタップすることで有効にできます。


もちろん、後から設定もできます

先述の方法で自動アップロードを有効化すると、「動画アップロードはオフ」「モバイルデータ通信を使用しない(Wi-Fi接続時のみアップロードする)」という設定になります。メニューから「設定」→「カメラアップロード」とタップすると、さらに細かい設定もできます。

バッテリーを節約したい場合は、「バックグラウンドでのアップロード」を設定した方が良いです。OneDriveと同様に「充電中のみ」自動アップロードする設定の他、バッテリー残量が設定したしきい値(標準は30%)になると自動アップロードをオフすることもできます。

次回は、写真の自動アップロード時に気をつけてほしいことをまとめる予定です。