arrows MAGAZINE

arrowsマニア情報局

2019.06.07 Fri

arrowsマニア情報局 第168回

ついにキタ! 「arrows Be F-04K」をAndroid 9 Pieにするぞ!!(その3)

arrows @ MAGAZINEをご覧の皆様、「せう」です。6月になりました。あとちょっとで2019年も折り返しなんですね。時が過ぎるのは早すぎる……。

意外(?)なことに端末設定のトップ画面は変わってません

さて、前々回前回と「arrows Be F-04K」のOSバージョンアップで変わった点を紹介してきました。今回は、ちょっとマニアック(?)な変更点をご紹介します。

スクリーンショットを「携帯電話オプション」から撮れるように


電源キー長押しから撮れる!

F-04Kを含め、Android端末でスクリーンショット(画面キャプチャー)を撮るには「音量アップキー」と「電源キー」を同時に押します……が、同時に押すタイミングがズレてうまく撮れないことが意外と多いです。

その対策かどうかは分かりませんが、Android 9にバージョンアップしたF-04Kでは、電源キーを長押しして出てくる「携帯電話オプション」からもスクリーンショットを撮れるようになりました。キーの同時押しが苦手な人でも撮りやすくなります。

ただ、キー同時押しの時と比べるとタイミングがどうしても遅れる、携帯電話オプション“自身”のスクリーンショットは撮れないといったデメリットはあります。「携帯電話オプションのスクショなんて撮らないよ!」っていうツッコミはなしで(


スクリーンショットをすぐ共有できます

ちなみに、バージョンアップ後のF-04Kでは、スクリーンショットを撮った後の通知パネルに「共有」ボタンが付きました。要するに、撮ってすぐに別アプリなどを介してスクリーンショットを共有できるということです。使い方によっては、これは地味に便利です。

第2階層以降でも設定項目を検索可能に

端末の個別設定で項目検索できるようになりました

冒頭の画像にある通り、Android 9になっても端末設定のトップ画面には変化がないF-04K。しかし、そこから個別の項目に入ると内容が大幅に変わっている(あるいは順序が入れ替わっている)ものもあります(もちろん、あまり変わっていないものもあります)。

その対策、というわけではありませんが、Android 9にバージョンアップすると第2階層以降(個別項目)でも設定項目の検索ができるようになります。設定項目が見つからない場合は、虫めがねアイコンをタップして項目名を入れて探すのもアリです。

自動調整バッテリー(Adaptive Battery)


Android 9の新機能です

Android 9では、OS自体の省電力機能をアップデートして、使用頻度の低いアプリのバックグラウンド動作を制限することでバッテリー持ちをよくする「自動調整バッテリー(Adaptive Battery)」機能を新搭載しました。F-04Kでも、OSバージョンアップするとこの機能が「有効」になります。

ただし、説明書きにもある通り、この機能を有効にするとアプリからの通知が遅延する可能性があるので、無効化することもできます。


バッテリーセーバーのしきい値変更がしやすくなりました

ついで、というわけではないですが、バッテリー残量に応じてバックグラウンドのアプリや通信を制限してバッテリーの減りを抑える「バッテリーセーバー」にも改善が加わっています。Android 9にバージョンアップすると、しきい値をスライドでより細かく調整できるようになります。

ということで、F-04KのOSバージョンアップ話はこれくらいにします。次回はせっかくなのでarrowsの新製品について語る予定です。お楽しみに!!