arrows MAGAZINE
arrowsマニア情報局
2019.06.28 Fri
arrowsマニア情報局 第171回
需要なし? 英語でセットアップする「arrows Be3 F-02L」(その1)
arrows @ MAGAZINEをご覧の皆様、「せう」です。 “レトロ“熱が沸き立つ今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。その成果は近くarrowsマニア情報局で披露できるかもしれません(
あんまり英語でセットアップする人いないでしょうが……
さて、前回ご紹介した通り、「arrows Be3 F-02L」が私の手元にやってきました。
買ったばかりのスマホのセットアップ。日本で売られるスマホの大半は、最初から日本語でセットアップできます。arrows Be3もそれは例外ではありません。
……が、それではつまらないので(というか私自身がいつもそうしているので)、あえて英語でセットアップしてみます。「英語だとこんな表示なんだー」という参考になれば幸いです。
arrows Be3は「日本語」と「英語」のみ対応
arrowsの伝統ですが対応言語は2つだけです
先に言った通り、arrows Be3は日本語表示でセットアップが始まります。別の言語でセットアップしたい場合は「ようこそ」画面で「日本語(日本)」と表示されている所をタップします。
多くのAndroid端末では、ここで日本語や英語を含む3つ以上の言語が表示されるのですが、arrows Be3の場合は日本語と英語の2言語のみ表示されます。というかarrowsは日本語と英語にしか対応していません。
ここでEnglish(英語)を選んだ場合、英語のリージョン設定が出てきます。ここの設定によって、本来は年月日の表示方法やシステム文章のスペリングや言い回しが変わる……のですが、arrows Be3の場合は「English(United States)」、つまりアメリカ英語にしか対応していません。一応、初期設定時にリージョン設定は出てくるのですが、どれを選んでもアメリカ英語になります。個人的には(気分的に)イギリス英語が好きなので、せめてイギリス英語を選べるようにしてほしかったです。
Android 9標準手順でセットアップできる
Android端末では、Android 7.0以降においてセットアップ手順の統一化が進み、Android 8.0以降では、メーカーを問わずほぼ同一の手順になりました。特に、「Android Enterprise Recommended」に指定された端末では統一度が高いです。
実はarrows Be3もAndroid Enterprise Recommendedに指定されていて、セットアップ手順はAndroid 9標準に準拠しています。手順はこんな感じです。
- Wi-Fi(無線LAN)やモバイル通信の接続設定
- ソフトウェア更新のチェック
- 端末設定の移行(移行しない場合はGoogleアカウントへのログイン)
- 生体認証のセットアップ
- 「Googleアシスタント」のセットアップ
- メーカーやキャリアのオリジナル機能のセットアップ
- その他の細かい設定(Googleアカウント以外のメールアカウントの設定など)
まずWi-Fiにつなげましょう
まずWi-Fi(無線LAN)の接続
最初にWi-Fiやモバイル通信の接続を設定します。直後にソフトウェア更新のチェックが入るので、できればここで何らかのWi-Fiに接続することをお勧めします。モバイル通信を使う場合は、スキップ……できますが、標準のAPN(※)に接続できない場合は、APNの設定画面が表示されるかもしれません。
- ※ モバイル通信(LTE/3G/GSM)におけるパケット通信の接続先。NTTドコモのAndroidスマートフォンやタブレットの場合、「spモード(spmode.ne.jp)」のみがAPNとしてプリセットされています。
ソフトウェア更新チェック中
ネットに接続できると、ここでソフトウェア更新のチェックが入ります。基本的にはセットアップを続行するために必要なソフトウェアの更新のみチェックしているようなので、比較的すぐにチェックが終わりますが、実際に更新データがある場合、注意書きにもある通り次の画面に遷移するまで数分かかる場合があります。
古いスマホからデータコピーもできます
データをコピーする? しない?
更新確認が終わると、アプリやデータを古い端末から移行するかしないか聞かれます。「DON’T COPY(コピーしない)」を選ぶと、他の端末からアプリやデータをコピーせず、純粋に新しい端末としてセットアップされます。
一方、そのまま「NEXT(次へ)」をタップすると、移行処理に入るのですが、字数等々の都合で次回に回します。お楽しみに!