arrows MAGAZINE

arrowsマニア情報局

2019.11.29 Fri

arrowsマニア情報局 第192回

ドコモarrowsは2機種が対応予定!
「Android 10」の新機能を先行チェック!(その3)

arrows @ MAGAZINEをご覧の皆様、「せう」です。気付いたら間もなく「師走」ですよ。1年って本当に早いです……。僕的には12月は150日ぐらいまであってもいいぐらいです(


実はまだまだある「Android 10」の新機能

さて、前々回前回と、Android 10の新機能を紹介してきていますが、まだ紹介しきれていません。ということで、今回もAndroid 10における新機能を紹介します。

  • ※ この記事で紹介する新機能・機能変更は、メーカーや機種によっては採用しない可能性があります。arrowsが取り入れるという保証はありませんのでご了承ください。

Google Playからのセキュリティ更新


実現したら利便性高いGoogle Playからのセキュリティ更新

Android端末のアプリ以外、つまり端末機能に関するソフトウェア更新は、メーカーまたはキャリアが独自にサーバーを立てて配信しています。そのせいかどうかは分かりませんが、セキュリティパッチの配信が大幅に遅れるケースがあったり、メーカーや端末によっては待てど暮らせど更新が来ないといったケースもあったりします。

そういうこともあってか、Android 10では、普段アプリの配信に使っている「Google Playストア」を使って重要なセキュリティパッチの配信を受けられるようになりました。従来の端末ソフトウェア更新よりも迅速かつ簡単にセキュリティリスクに対処できるようになります。

ただし、Google Playストア経由でのセキュリティパッチの更新は、メーカーやキャリアによって実装するかどうかが分かれそうです。実現すれば「いつまでたっても更新適用しない」人が減りそうですが……。

「フォーカスモード」の導入(「Digital Wellbeing」の機能拡充)


集中の妨げになるアプリを止められます(タイマー設定も可)

Android 9をプリインストールする端末では、人としての生活に配慮する「Digital Wellbeing」機能が追加されています(OSバージョンアップしてAndroid 9になった端末では、一部をのぞいて実装されていません)。主要な機能としては、アプリやWebサーフィンの稼働時間確認と利用時間制限、おやすみモード(画面の色味変更やサイレントモードの自動設定)があります。

Android 10では、ユーザーの集中を妨げるアプリのバックグラウンド動作を抑制する「フォーカス(集中)モード」が追加されます。アプリを指定した上でオンにすると、まとめてバックグラウンド動作(≒通知)が抑制され、作業に集中できるという寸法です。

指定した時間になると自動でオン→オフできるタイマー設定も可能です。うまく活用すると、スマホに気を取られて作業に集中できないということを減らせるはずです。

主な新機能はこんな感じです。早くarrowsにこないかなー(