arrows MAGAZINE
2020.12.02 Wed
スマホ写真講座arrows@支部 第94回
arrows 5G F-51A Live Auto Zoomがまだ使いこなせない…
arrowsで撮ることに注力したこの連載。今回はF-51Aに搭載された動画の機能「Live Auto Zoom」についてです…が、まだ僕が使いこなせていないという話になります。
被写体追従、背景ボケ。なのだけど
F-51Aのカメラでは、当然ながら動画も撮影が可能です。中でもarrowsオリジナルの機能が「Live Auto Zoom」です。これは、動画の被写体を指定すると、撮影できる画面中にいる限りZoomをしながら追いかけてくれるというもので、被写体の背景をボカしてくれるなど、映画っぽいしあがりが期待できます。
arrowsのサイトでは芝生で走る子供が被写体の例になっていたので、僕もテストとして人工芝でサッカーをする息子を被写体として、この機能を使ってみました。
…ところが、うまくいかないのです。うまくいかない理由はいくつか考えられるのですが、以下のようなものでした。
- 子供がプレーする人工芝と親の観戦する場所の間にネットがある
- 子供の位置が遠い
- 複数の子供が交差する
- 人数が多い?
このような状況だったからか、Live Auto Zoomはズーム撮影と広角撮影を交互に繰り返しつつ、子供も頻繁に被写体からはずれてしまう、という現象が起きまして、率直に言って失敗撮影になってしまいました。
おそらく被写体候補になっていた子供が多かったことが敗因かな?とは思ったのですが、オレンジ色の服を着て目立っていたこともあるので、ここはうまく追従して欲しいなとは思いました。
また、誤算だったのが画質の問題で、デジタルズームを頻繁に使うこともあって、スマホで見ても粗いのがわかる仕上がりになってしまっていました。うーん、これはまったく使いこなせていない…。
ということで、この機能についても引き続き検証しつつ良い作例が作れるよう善処してみたいと思います。