arrows MAGAZINE

2021.07.07 Wed

スマホ写真講座arrows@支部 第123回

SNS投稿には欠かせない!?フィルタ編集を覚えよう

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こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりお です。

arrowsで撮ることに注力したこの連載。今回は前回より少しだけ難しい?ワンタップ編集の「フィルタ」を紹介したいと思います。

Instagramで流行の「雰囲気」重視な編集方法

今回紹介する「フィルタ」は、人気SNSである「Instagram(インスタグラム)」で流行した編集方法で、事前にプリセットされた個性的な編集パラメーターをワンタップで適用させ、写真に雰囲気を与える編集方法です。ものすごく手軽なわりにはそれっぽい効果が得られ、とくに「おしゃれさ」が強調されることもあって、Instagramユーザーに受け入れられ、その後の写真系アプリには総じて搭載されるようになりました(注:Instagram以前にも存在しましたが、Instagramが流行させたということです)。

さて気になる使い方ですが、いつもの通り「フォト」アプリを立ち上げ、フィルタを適用したい写真を開いて「編集」をタップしましょう。

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すると編集のための項目が表示されますので、横にスライドさせて「フィルタ」を選んでください。

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「フィルタ」を選択すると、たくさんのプレビューとともに「ビビッド」「西部」などフィルタ名とそれを適用した場合のプレビューが表示されます。正直、プレビューはあんまり役に立たないので、片っ端から試していくのがいいですね。

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たとえば「西部」を選ぶと、プレビュー部分にチェックマークが入り、画面には「西部」のフィルタを適用した画像が表示されます。ちなみに、この手のフィルタはなぜかふわふわとした名前が付いていることが多く、なぜ「西部」かなどは深く考えない方がいいですね。

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もちろんわかりやすいフィルタもあります。「フィルム」はフィルム写真風のこってりとした画になりますので、当時から写真をやっていた方には懐かしく映るかもしれません。

一方で似たようなフィルタもたくさんあります。たとえば「エッフェル」はモノクロ系のフィルタで、おそらくですがフランスのクリエイターが作品によく使うような雰囲気を目指していると思われます。

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同じくモノクロ系フィルタの「ビスタ」は「エッフェル」よりもコントラストが低めですが、個別に見たとき見分けられるかどうかはちょっと怪しいです。「ビスタ」には眺望などといった意味があるので、景色をモノクロにすることを念頭においたフィルタなのかもしれません。

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個人的には、いろいろなフィルタ使うのでは無く、お気に入りのフィルタを2〜3決めて、それを使い続けることでなんとなくの「自分の雰囲気」が出せるようになると、カメラの使いこなしに繋がってくるような気がします。例えばモノクロを使い続けると、モノクロにマッチした風景などが自分でもわかるようになってくるので、オススメです。

ということで、重要なのは自分がどのフィルタを使うか覚えることになってきます。僕も前回どのフィルタを使ったのかがわからなくなり、似たようなフィルタを交互に使ってしまうことなどがありますが、本当は良くないですね…。

ということで、この簡単に雰囲気を作れる「フィルタ」の機能、ぜひ活用してみてください。