arrows MAGAZINE

非公式arrowsマニュアル

2018.04.04 Wed

非公式arrowsマニュアル 第39回

海外旅行でも日本国内と同じようにスマホが使いたい!

国際ローミングを覚えて海外で快適スマホライフ!

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

新端末「arrows NX F-01K」を紹介するこの連載、今回は海外旅行でスマートフォンを使いたい時のパターンと設定について説明します。

海外でも日本と同じようにスマホが使える

昔ならいざしらず、最近では海外でスマホを使うには様々なパターンが存在します。料金もそれこそピンからキリまでありますが、とはいえ上限は3,000円/日くらいというのが、とてもお手軽。

そこで今回は、海外であろうと日本と同じように通話もしたいしネットもしたい、という精神的負担の低いパターンを紹介します。いわゆる国際ローミングを使うパターンですが、とても楽でいいですよ。

まずは前提条件として、海外で使える端末(スマホはおそらく全てOK)を所有していること、WORLD WING契約済みであること、パケット定額サービス対象国への渡航であることとします。またドコモと国内の「パケット定額サービス」「Xiデータ通信専用プラン」「FOMA定額データプラン」「パケットパック」のいずれかを契約している必要があります。

この時、日本と同じように使うためのドコモとの契約パターンは以下の2つのどちらかです。
A:パケットパック海外オプション(980円/日)
B:海外パケ・ホーダイ(最大2,980円/日)

まずA:パケットパック海外オプション(980円/日)について。これは、国内でパケットパックを契約している人が、その使用容量を海外にまで持ち込むことができる仕組みです。例えば僕の場合、20GB/月(国内のみ)の契約をしていますが、この20GBで使える範囲を海外にまで伸ばすことができるわけですね。普段からパケットパックを使っていて、わりと余らせている人にオススメの契約です。

設定ですが、→[設定]→[無線とネットワーク]→[もっと見る]→[モバイルネットワーク]から「データローミング」をONにします。また「モバイルデータ通信」も忘れずにONにしておいてください。

あとは事前にドコモと契約しておけば、海外では自動的に海外オプションが摘要されます。くれぐれも残利用量にはご注意を。

次にB:海外パケ・ホーダイ(最大2,980円/日)ですが、これはとにかく海外でもデータ量を気にせずデータ通信しまくりたい時向けです。例えば海外でも映画が見たいとか、バス移動中にストリーミングし続けたい、海外で生放送を配信したい、なんて時にオススメです。
気になったので規約もかなり読んでみましたが、本当に上限が無いようなので、電池の続く限りパケット通信をし続けることが可能です。海外で撮影したデータをすぐにクラウドでバックアップしたい、みたいな用途にも良さそうですね。

設定ですが、Aと同じく→[設定]→[無線とネットワーク]→[もっと見る]→[モバイルネットワーク]から「データローミング」をONにします。また「モバイルデータ通信」も忘れずにONにしておいてください。

このプランのよいところは、特にドコモと特別な契約をしていなくても、前提条件さえ満たせば海外では自動的に摘要されるところです。いわゆる「パケ死(パケット料金がものすごい額になること)を防ぐ制度を兼ねているというわけですね。

個人的には、残量を気にするのが面倒なようなら、最初からBもありかなあと思います。僕の場合はクラウドへのバックアップを行いたいので、Bを選ぶことが多いですね。

なお、SIMフリー端末であれば現地でSIMを購入するという手もありますが、これについては個人での責任の範疇が大きいため、割愛します。

では、良い海外スマホライフを!