arrows MAGAZINE

ゆる~~くarrows スマホ生活

2018.08.01 Wed

ゆる~~くarrows スマホ生活 第9回

実践的arrows Be F-04K 撮影テクニック! (7)一呼吸おいて画面整理、を実施しよう

arrows Be F-04K 撮影前には画面をチェック!

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

ゆる~くarrowsを紹介するこの連載、今回も引き続き「arrows Be F-04K」のアピールポイントでもあるカメラについて実践的な撮影テクニックを紹介していきたいと思います。今回は撮影前のちょっとしたコツについて。

「いらいないものが写っている」ことに撮る前に気がつく

ここ数年、スマートフォンでの撮影について講師をさせてもらうことが多いのですが、その際にいろいろとテクニックを紹介するなかで、最も受講者のうなずきが多いものがこちら「いらないものが写っていないか確認する」です。

え、そんなの当然と思いきや…実際にはありますよね、写真を見返してみたら、後ろに知らないおじさんがカメラ目線で写っていたり、汚いカトラリーがそのまま入ってきたり、個人情報の載った紙をいっしょに入れてしまったり。

そして、残念ながらスマホのカメラで撮影する写真は、全てがスマホの画面に映っていたものそのまま。つまり、撮影時にも気がつけたはずなんです。ようは「不必要なものを探そう」としていないから、気がつけないんですね。

たとえばこのうどんの写真。一般的に考えて、何が不要になっているか、わかりますか?

この場合おしぼりと、ティッシュの箱です。この2つは、このうどんの美味しさにも、魅力にもつながっていません。強いて上げるなら「そういう感じのお店」という雰囲気を伝えることには寄与しているかもしれませんが、ほとんどの方にとっては不要なものだと思います。

ですから、撮影時に気がつかなければなりません。そして気がついたなら、写らないようにする必要があります。どかしてもいいですし、自分が移動しても良いです。

どうやったら写り込まないか考える

とはいえ配置の関係でどうしても写り込んでしまうこともありますよね。そんなときは、まず縦横の関係を考えましょう。

この写真はほとんど同じ構えから撮影しましたが、いらないものがはぶけています。

ただしここで再度ご注目。いらないもはありませんか?そうです、構図を変えるとまた新たないらないものが発生するんです。今回の場合、コップと食券、さらに少しだけ写り込んだティッシュを移動させたり、写らないようにして再度撮影しました。

これで必要なものだけの写真になりましたね。それがいわゆるスタートラインです。あとは構図を変えたり、場合によっては盛り付け直したり等、自分の好みのビジュアルになるまでいろいろと試してみてください。

このように、撮影前に一息ついて、画面の中を確認するだけで、グッと良い写真に近づけることができました。これからは、ぜひとも不要なものの映り込みゼロを目指してみてください!約束です!