arrows MAGAZINE

スマホ写真講座arrows@支部

2018.10.10 Wed

スマホ写真講座arrows@支部 第2回

arrowsカメラの得意、不得意を知っておこう

arrowsで撮って arrowsで楽しむ

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

arrowsで撮る、ということに注力するこの連載。今回は最初のポイントとなる、arrowsカメラの得意、不得意についてまとめておきます。

arrowsのカメラが苦手なこと

現在私がメインで使っているarrowsはF-01Kですが、この端末に限らず、arrowsのカメラが苦手なことがいくつかあります。

そのひとつは、遠くを撮影すること。これはほとんどのスマホにいえることですが、拡大して撮影する機能がデジタルズームであるため、一見大きく写るのですが、実際は拡大しているだけなんですね。なので、ズームすればするほど粗くなり画質が低下していきます。ということで、ズーム撮影は苦手です。

また、広角のレンズ(23mm)が標準装備されているため、少し工夫しないとポートレートや食べ物の写真で失敗してしまいがちなことになります。特に多いのが、広角であるがゆえに写る範囲が広く、不要なものもフレームインしがち…ということです。これに気をつけるだけでもずいぶんと失敗が減るはずです。

さらにですが、夜景もまた苦手な分野のひとつです。実際に夜景の撮影はできるのですが、ノイズの多い仕上がりになってしまうのですね。これもスマホのカメラ全般にいえる課題ですが、事前にそういうものだと思っておくかどうかで、気の持ちようが違ってきます。

arrowsのカメラが得意なこと

いっぽうで得意なことですが、まずひとつが気軽に撮影できることでしょう。難しい設定などを考えず、カメラを起動して撮る。その行為についてほとんどストレスを感じずに実施することができます。

広角のレンズがそなえられていることにより、風景写真ではとても便利に使うことができます。カメラ起動からのオートフォーカス、そしてシャッターのレスポンスも素早く、撮影タイミングを逃すことはそうそうに無いでしょう。特にF-01Kは「ゼロシャッターラグ」という機能を搭載しており、シャッターを切ることに関する直感的なレスポンスがとても良いです。さらに笑顔を認識してシャッターを切る機能もありますので、ポートレート撮影でもタイミングを逃さずに良い絵を実現できそうです。

また、当然ですがスマホのカメラですから、アプリを使っていかようにも拡張をすることができます。例えば撮影補助を行えたり、撮影後も補正ができ、さらにはSNS投稿も容易です。

ということで、実は苦手なことと得意なことがはっきりとわかれたもの、それがスマホのカメラであり、arrowsのカメラでもあります。特にこの「苦手なこと」の特徴についてを深く理解し、撮影時に気をつけることで、より失敗の少ない撮影が可能になるでしょう。

ということで、そのポイントについては連載でおいおい紹介していきますので、お楽しみに。