arrows MAGAZINE

スマホ写真講座arrows@支部

2019.03.13 Wed

スマホ写真講座arrows@支部 第23回

雨が止んだらarrowsを持って撮影に出よう

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

arrowsで撮る、ということに注力するこの連載。今回は気温が上がってきたうえに、太陽がまだ低いこの季節だからこそオススメしたい、雨が止んでからの撮影タイムについてです。

雨が止むと光がキレイに

3月といえば、花粉症の季節。私も花粉症まっただなかで、外に出るときは薬を服用したうえでマスクやメガネが欠かせません。
そんな春ですが、写真にとっては良いことも多くあります。

ひとつは、夏ほど日が強くないこと。そして冬よりも雨が多いこと。この雨が止んだ後が重要で、雨によって空気中の埃やチリが洗い流される結果、遠くのほうまでクリアに撮影することができます。柔らかい春の光を、雨上がりのタイミングで撮影してみましょう。

また、空気がきれいだと、空の色や夕焼けも美しく出ます。特に雨がお昼過ぎに止み晴れたときは、美しい夕陽のチャンス!高いところに登ってみたり、見晴らしの良いところに出てみたりして下さい。日の入りタイミングは「日の入り」と検索するだけでわかります。だいたいその30分前くらいから空の様子を気にしてみましょう。

同様に雨が止んでしばらくは虹が出るかも知れません。虹は太陽とは反対側に出ますので、太陽を背に探してみて下さい。

春の暖かい陽気は、時間をかけた撮影にも向いています。ここは!というフォトスポットがあったなら、ぜひそこで時間をかけて撮影してみてください。時間が進むにつれ、太陽の角度が変わって影の形が変わったり、天候(雲)が変わったり、風景なら登場人物が変わったりします。一瞬立ち寄るだけでは気がつかなかった魅力に気がつけるかもしれません。

最後に、雨の後は新芽のタイミングでもあります。実は植物って1日で思った以上に伸びます。特に雨の後は元気になっていることが多く、新緑を撮るには絶好のタイミングです。

ぜひ、arrowsを片手に身近な春を探してみて下さい。